台湾生活 | 風邪で発熱▶救急外来▶PCR検査▶自主隔離した件

台湾生活

みなさま、超遅ればせながらではありますが、明けましておめでとうございます!!振り返れば、去年の10月からまったく放置状態だったこのブログ、「台湾シンプルライフはもう死んだ」と思われた諸氏も多かったかもしれませんが、この旧暦新年から徐々に更新作業を再開していく所存でありますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!!

 

と、鼻息荒く新年一発目の挨拶を済ませたところで、これまで一体何をしていたのかを軽く説明しようと思うのだが、単純に忙しかったのひと言に尽きる。何と言ってもただの会社員なので、仕事が第一なのはもちろん、昨年5月に郊外へ引っ越してからも以前と変わらない娘の通園対応、さらに行事参加などで、ぶっちゃけ時間がない。

 

と言いつつ、書きたいネタはどんどん増えては忘れ、増えては忘れしていく昨今、やっと旧正月の連休に入り、少し時間ができたので、ここらで最近あった出来事を忘れないように書き留めておきたい。その出来事のひとつが表題のPCR検査と隔離なのだが、写真もぜんぜん無いし、面白おかしく書くこともできないので、実際にあった事をダラダラとシェアさせていただく。

 

 

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風邪で発熱~淡水馬偕紀念医院の救急へ

1月末のある日、ひどい頭痛と咳、鼻づまりのため帰宅後ソッコーで床についた当方。翌朝起きた時点でスッキリと頭痛は収まっているだろうと思いきや、事態は全く変わらず。いや、むしろ悪化しているではないか。そこで熱を測ってみたところ、平熱だった前日とは打って変わって、体温計は38.5℃を表示、、、。その時「もしインフルだったら、タミフルとか飲まないとキツイし、会社に行けなくなるな」と思い、意を決して近くの淡水馬偕紀念医院の救急外来に行くことにした。

 

頭痛でヘロヘロの状態ながらも奥さんと子供に付き添われ、なんとか淡水馬偕紀念医院に到着。一階の救急外来には、既に結構な行列が、、、。現在はマスクなしの人は入れないので、もちろん全員マスクをしている。それはさておき、とりあえず自分も列に並ぼうと最後尾に回った際、よく見ると後方に「発熱篩檢區(発熱検査所)」という表示を発見。

 

そういえば現在は例のクソ中国コロナのせいで、「熱のある患者はいきなり通常の外来には入れない」的な噂を耳にしたのを思い出し、一応警備員のおじさんに尋ねたところ、「熱があるなら、まず2階の発熱検査所にイッテヨ」と教えられたので、外のスロープを上って2階にある「発熱篩檢區(発熱検査所)」に進んでみる。

 

 

2階の「本来は駐車場と思しきスペース」まで上がって来ると突然、目の前に写真の「發燒候診區(発熱外来待合室)」と書かれたプレハブが並ぶ、不思議な光景が広がっていた。

プレハブの前を通り病院母屋の入口に進むと、そこに防護服のようなものを着たスタッフの人が立っている。どうやらそこが発熱検査所の受付らしい。

そこでスタッフの人に「今日はどうしましたか?」と聞かれたので、「朝、熱が出て具合が悪いので診て欲しいんです」と告げると、「海外から台湾に入って14日以内か?」とか「最近、海外から台湾に入境した人間との接触はあったか?」等の質問をされ(もちろんアンサーはNOなのだが)、その場で体温を測定(その時点でナゼか熱は36.7℃まで下がっていた)。

それでも、朝は本当に38℃以上あったということで、そのまま奥のスペースに通され診察がスタート。診察と言いながらも、特に聴診器をあてたりとかはなく、カウンター越しにドクターに症状を伝えたあと、検査と隔離について以下のような説明を受ける。

 

とりあえず今は熱がないみたいですけど、今朝は38℃あったという事で、これからインフルエンザ、肺炎、PCRの3つの検査をしますね。

 

わかりました。お願いします。

 

ちなみにPCR検査の結果は今日中には判らないので、検査後3日間の自主隔離が必要になりますが、ご自宅には家族と別々に使えるトイレとかありますか?

 

えっ、そうなんですか?ウチはトイレ1か所しかないですし、完全な隔離は難しいですねぇ、、、。

 

自宅で生活エリアを完全に分けられない場合は、あなたかご家族、どちらかが別のところに移動する必要がありますが、行くところはありますか?

 

それなら、奥さんと子供には実家に泊まってもらうしかないですね、、、。

 

じゃ、そうしてください。PCR検査の結果が出て、もし「クロ」なら3日以内に衛生局から直接あなたに電話が入ります。電話がない場合は「シロ」確定となりますので、翌日からは普段通りに生活してもらって大丈夫です。

 

会話の内容はだいたいこんな感じだった。

検査の流れ

その時点で発熱外来には自分以外の患者はおらず、空いていたからか早速検査が始まる。

 

検査フローは大まかに以下。

 

  1. 検査前に、これからPCRをやるという事で、たぶんトラッキングのための書類に自分の携帯電話番号と署名を記入。
  2. 尿検査:まずは尿を取るということで紙コップを渡される。ちょうど家を出がけにオシッコしてしまったので不安だったが、10分ぐらいトイレにこもり、なんとか絞り出す。
  3. 胸部レントゲン撮影(肺炎症状の有無を確認)
  4. 採血:イスに座って腕を出し、たぶん2~3本血液を採取。
  5. インフルエンザの検査:採血したあと、イスに座ったまま鼻の奥に棒を突っ込んでグリグリして検体を採取。
  6. PCR検査:インフルに続いて、またまた鼻の奥に棒を突っ込んでグリグリ。「インフルよりちょっと痛いですが我慢してね」。と言われたが、確かにちょっとだけ痛かったかも。

 

そして、検査を終えるとスタッフの人に

「検査結果が出たら呼びに行きますので、外にある發燒候診區(発熱外来待合室)でお待ちください。結果が出るまでは約1時間ぐらいです」

と案内されたので、いったん外に出て、奥さんと子供にあと1時間ぐらいかかる旨を告げ(待たせてスマン)、發燒候診區に入った。

 

待合室

 

中には1人がけのソファがひとつだけで、スマホを見る以外に何もする事がないシチュエーションではあったが、具合が悪いこともあり1時間ひたすらグッタリしていた。それから約1時間後、そろそろかな?と思ったところに、ちょうどさっきのスタッフさんが入って来て、

「とりあえずインフルエンザと肺炎についてはシロでした。あとはPCRの結果次第ですけど、たぶん風邪の悪いやつでしょう。とりあえず薬を5日分出しますので、それを飲んで静養してください。もし症状が悪化する等があれば、また来てください」と、その場に薬を持って来てくれた。

とりあえずインフルエンザの可能性は排除できて、ひとまず安心。

 

精算:救急外来での診察・検査・薬にかかった費用

薬を受け取る際にスタッフさんから「代金の精算はここで行いますね」と言われ、検査したので若干高くなるかとドキドキしながら「全部でいくらですか?」と尋ねたところ。

 

「全部で850元です」という返答。。。

 

2,000元ぐらいするかと思っていたので一瞬「マジですか?」と思ったが、意外に安くて助かった。台湾の健保システムに感謝である。その場で精算するとの事だったが、あいにく850元ちょうどの現金がなかったので1,000元札を渡すと、また母屋まで行って釣り銭を持って来てくれた。やはりクソコロナの可能性もあるという事で、疑わしい者を院内に入れないという措置なのだろうか。でも、そこまで神経を使って作業をしている医療従事者の方には、本当に頭が下がる。

そんなこんなで、病院は終了。發燒候診區(発熱外来待合室)を出ると、子供は既におばあちゃんが迎えに来て実家へ連れて行ってくれたので、奥さんとタクシーで病院を出発(当然ながらMRT・バスの公共交通は利用NGである)。帰りがけ近所のスーパー・全聯に立ち寄り(自分は車内で待機)、奥さんにパン、うどん、果物、肉、野菜を3日分買ってもらい帰宅した。

 

3日間の自主隔離~まとめ

病院から帰宅後、奥さんはソッコーで自分と子供の衣類を用意して実家に帰省。休日だったが、自分はまず会社の上司に「隔離のため2日間休む」旨を連絡。その後は、まだ身体がツラかったので、昼食を食べてすぐに薬を飲んで寝た。すると、その日の夜には頭痛も取れ、咳と鼻水はあるものの、体調はかなり良くなった。

それから3日間は、家から一歩も出ずに電話の着信に注意しながら大人しくしていたワケだが、結局何の連絡もなく隔離期間を完走。判定はシロだったという事で、翌日から通常通り仕事に復帰。

それにしても隔離期間はたった3日でもかなり退屈だったので、国外から入境した人に必要な14日間の隔離は、かなり大変な事だろうというのが分かった。あと、やはり医療従事者の皆さんは、感染者の少ない台湾でも、かなりの緊張感をもって仕事にあたられている、というのを目の当たりにして非常にありがたい気持ちになった。早くクソ中国コロナが収束して、かつてのような生活に戻れる事を願ってやまない。

ダラダラと書いてきたが、以上で本エントリーは終了。次回はいつになるか確約できないが、近いうちにまた更新したいと思っているので、その際はぜひよろしくお願いしたい。

それではまた次回!

 

※本エントリーで書いた検査方法・費用等の情報は筆者が実際に行ったものですが、各病院、個人により異なりますのでご了承ください。また、台湾の防疫ルールに関しても、都度変更になることがありますので、正確な情報は役所のウェブサイトにてご確認ください。

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