もう先々週の出来事になってしまったが、8月22、23日は久々に夫婦揃って土日休みだったので、子供を連れて宜蘭県の礁渓温泉に一泊二日で行ってきた。
一泊旅行で時間もあまりないため、今回はあちこち出かけなくても子供が楽しめるよう、プール(スパ)のあるリゾートワンホテル(雪山温泉会館)を予約したのだが、それが大正解!
ホテル併設のスパ、”星河伝説温泉水世界(以下・水世界)”に子供が大ハマリで、夕食以外は出かける事なく、ほぼ水遊びに徹してホテル滞在を満喫できた(あくまでも子供目線なのは言うまでもないが、主役は子供なので、この際大人はどうでもいいのだ)。
ちなみに、現在台湾でも政府の景気対策で宿泊の補助金を出してたりとかで、この礁渓しかり、台湾の人気観光地のホテルは週末特に混み合っているようなのだが、特に補助金を気にしなければ(どうせ外国人は対象じゃないし)、アゴダとかホテルズドットコムあたりで部屋が見つかるかもしれませんぞ(我々も当初は補助金の対象になるルートで探したのだが、あえなく玉砕。でも、アゴダで探したら空き部屋があったんで。。。)。
おっと、前置きが長くなってしまったが、そんなわけでリゾートワンホテルの情報いってみよう!
台湾子連れ旅行 | 礁渓温泉・リゾートワンホテル 宿泊記
リゾートワンホテル(雪山温泉会館)の場所・行き方
リゾートワンホテル(雪山温泉会館)の場所は台湾鉄道(台鉄)礁渓駅に近く、列車利用にはとても便利である。
礁渓駅を出ると、駅前はこのような一本道になっているので、とりあえず直進。
数十メートル歩くとすぐに出てくる、1つ目の信号機のある交差点(写真)を左折。
すると、すぐ目の前にこんな感じでホテル(真ん中の白い建物)が見えてくる。駅からの所要時間は、せいぜい5分程度だろう(到着した時は小雨がパラついていたのだが、駅近なおかげで、あまり濡れずに済んだ)。
チェックイン
こちらがリゾートワンホテル(雪山温泉会館)のフロント。我々が到着したのはちょうど昼ごろ、チェックインの時間は15時ってことで、どうせ部屋に入れないのは分かっていたが、とりあえず手続きをして荷物だけ預かってもらう。ちなみに手続きは全て中国語で行ったので、日本語が通じるかは不明。
フロント左手奥はこのようにロビースペースになっており、トレッドミルみたいのもあってジムの役割もしているようだ。
前述の通り、この時点で部屋には入れなかったのだが、スパはオッケーらしく、
チェックイン手続き中、フロントの人に
「お部屋にはまだ入れませんが、スパはもう入れますよ。すぐご利用になりますか?」
と聞かれ、一瞬心が揺らいだ。しかし、まだお昼を食べていなかったので、
「近所で食べたら大至急戻って来ルヨ!!」
と威勢よく告げて、いったんホテルを出た。
部屋の様子
時系列的には、部屋に入る前に行ったスパ・水世界の話題になるのだが、なにぶん滞在中3回も行ったので、のちほど各時間帯の写真をごちゃまぜにして紹介させていただく。
ということで、15時過ぎたので、さっそくフロントでキーをゲットして部屋へ。
ルームキーはカードタイプで、ホルダーの中にはホテルのジェネラル・インフォメーションやクーポン券めいたものが入っている。
我々が予約したスタンダード・ダブルの部屋。ちょっと暗いが、ベッドはクイーン・サイズのベッドが1台。今回ベビーベッドのリクエストはしなかったので、夜はここに親子3人「川の字」で寝る。一応アゴダで見たら、ベビーベッドは有料でリクエスト可能なようだ。
これもちょっと暗くて申し訳ないが、テレビのキャビネット横に、サービスの水が2本。建物自体は若干古いものの、掃除はきちんとされて清潔に保たれている。
さらにテーブルの上には、ウエルカム・フルーツ的なキウイと宜蘭名物「梅の香金柑」、そしてクラッカーみたいな菓子が。冷蔵庫はテレビの下に小型のが1台あるが、中身は空っぽなので外のコンビニ等で調達しよう。
子供が写りこんでいるのは無視してもらって、こちらが洗面所・トイレ。左手がバスルームになるが、さすがに温泉リゾートを謳っているだけあって、
ムダにバスタブが2個あった。。。あと、トイレにドアはなく、カーテンで仕切るタイプになるので、気にする人はご注意願いたい。うちはオフクロが年取ってから、実家ではドアをオープンして用を足すようになったため、まったく意に介せずだ。
ちなみに同じ部屋タイプで、バスタブのレイアウトがこのような部屋もある。
なぜこんな写真があるかと言うと、チェックインしたあとに1時間半ほど昼寝をしたのだが、その間に嫁が
「部屋の横に設置されているエレベーターの音がウルサイ!!」
とフロントに文句を言って、部屋を換えてもらったからだ。
当方はどこでもグッスリ寝られるのでマッタク気にならなかったのだが、彼女はそういった点をエライ気にするため、当方が寝ている間に子供を連れて文句を言いに行き、さっさとホテルが用意してくれた別部屋に移っていたらしい・・・
なので、起きた時は自分しか部屋におらず、嫁と子供が消えていたので一瞬アセったが、気を取り直して再度30分ほど寝た。
話を戻そう、それでバスタブの配置がどうとか言いつつも、結局滞在中バスタブはいっさい使用せず、「ただの水着を干す場所」に成り下がってしまっていたので、部屋風呂に入った感想は残念ながらナシって事でご容赦願いたい。
アメニティはこんな感じ。歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップ、白いのが乳液と、スタンダードなラインナップだ。っても歯ブラシ以外は使ってないので、ほかは中身すら見ていない。
スパ・水世界(星河伝説温泉水世界)への動線
まずは、我々が宿泊したリゾートワンホテルからの動線を。。。
と言うのは、ご存知の方もいるかもしれないが、この礁渓最大級のスパ・水世界はリゾートワンホテルともうひとつ、礁渓を代表するホテル、アートスパホテル(中冠礁渓大飯店)、同系列の2ホテルで共用されており、施設自体はアートスパホテルの中にあるのだ。
ってことで、フロント脇にあるこの案内に沿って、
通路をまっすぐ進み、奥にある階段を下りる。
階段を下りたところにある出口から外に出て、さらにこの通路を進む。
すると、この看板に突き当たるので、案内に沿って左へ。
アートスパホテルのキッズルーム(当日は機材故障で閉鎖中だった)の前を通り
ここからアートスパホテルに突入、さらに真っすぐ進む。
ついに、水世界の受付カウンターに到着。
水世界に入場・内部の様子
水世界に入場する時は、チェックインの時にもらえるシール(上の写真)を受付で係りの人に渡して入場。このシールは回収されるが、宿泊客は滞在中アートスパホテルのフロントでルームキーを見せれば、何回でもゲットできる。
あと、基本的に宿泊客は入場の際に自室からタオルを持って来る必要があるのだが、チェックイン前は水世界の受付でレンタルが可能。ただし、レンタルする場合は居留証などの身分証を預ける必要があるのでご注意を。
入場すると、このような水着販売コーナー
こんなスナック類や
アイスなども販売している。
更衣室入口の脇には、浮き輪に空気を入れるコンプレッサーもあり。
そして、こちらが男子更衣室入口
最初にこのようなドライヤー、綿棒が置いてあるスペース。
そこから中に入ると、このように鍵付きロッカーがある着替えスペース。靴(スリッパ)は、鍵なしのボロッちい棚に置いて着替える。
ロッカーは10元玉が必要。でも使用後は戻ってくる、というか10元玉はロッカー内に落っこちる仕組みになっているようだ。
着替えたら、シャワーを浴びよう
古いので経年劣化はあるが、まぁこんなもんだろう。
でもって、さっきのシャワーブースのところにある出口から外へ出ると、
目の前にはスパ・ワールドが広がる。土曜の午後だったが、特に混雑しているという雰囲気ではなく、けっこう広々としていた。
別アングルから。仕切られている各スペースにボタンがあり、押すと水が噴き出すジャグジーみたいになっている。
こっちは内風呂というか、内スパ。ここもけっこう広く、あちこち打たせ湯とジェットバスだらけだ。内も外も温泉なので水(お湯)はあたたかく、各所だいたい34℃前後の表示になっていたと思われる。
そして、このスパの目玉アトラクションがこれ
5階の高さから滑り降りる、ウォータースライダー。
この階段から上っていき、
ここに落ちてくる。
開放時間は1日に3回で、各1時間のみ。ご覧の通り、身長120㎝以下の方や体重90㎏以上の方、65歳以上の方は残念ながら利用できない。当然我が子も無理なのだが、水世界にはチビッ子たちが楽しめる施設も用意されている。
それがこちらの遊具。深さ20~30㎝ぐらいの浅くてあたたかい温泉プールと、公園にあるような遊具がコラボしている。
我が子はこの遊具をエライ気に入ってくれて、滞在中の大半の時間をここで過ごしていた。すなわち、保護者である当方と嫁も殆どの時間をここで過ごした事になるが、今回の主賓は子供なので止む無しである。
ただし、この遊具で一点注意したいのが・・・
ちょっとわかりずらいが、赤で囲んだ部分はデッカいバケツみたいになっており、水がいっぱいになると重さでそのバケツがひっくり返り、大容量の水が滝のように遊具の上に降り注ぐ仕組みになっているのだ。
しかもその水勢がハンパでなく、それまで楽し気に遊んでいた我が子が、それを見た瞬間に大泣き。。。そのサイクルが続いている間は怖がって近づこうともしなかったのだが、それを気の毒に思った係の人が少し早めに水を停めてくれて、ようやくまた遊び始めた(ちなみにバケツは30分ごとに稼働、停止を繰り返すらしい)。
さらに、こんなコーナーや(目の前はプール)
サウナ(左にはスチームサウナもある)
いわゆる岩盤浴みたいなものまでイロイロある。
ちなみに夜はこんな感じで
ナカナカの雰囲気である。
石垣島や西表島でも見ることができる、夜しか咲かない花「サガリバナ」も、甘い匂いを漂わせながら咲いていた。
そんなワケで、チェックイン前、夕食後、翌日午前のチェックアウト前と、都合3回この水世界に入り浸った我々一家。例のバケツ攻撃以外、子供が終始うれしそうにしてくれていて良かった。
ところでこの水世界、宿泊以外に外来の受付もしているので、日帰りで礁渓に行った時に立ち寄ってみるのもアリかもしれませんぞ。
念のため、外来の入口はこのアートスパホテル正面玄関の左。
営業時間および値段はこのようになっている。
ホテルの朝食
今回は朝食付きプランで予約した我々、朝食会場はアートスパホテル2階にあるレストランで、バイキング形式だった。
朝食会場はけっこう広く、上の写真のレストラン入口で部屋番号を告げ、スタッフがチェックしたら、あとは勝手に空いている席に座るスタイル。
我々が入った8時過ぎはけっこう混んでいたが、それでも待たずにテーブルをゲットできた。
写ってないけど、ベビーチェアやキッズ用食器もある。
メニューは手作りパンに
あたたかい食べ物
フルーツ、このほかサラダ
中華コーナーには小籠包も。
ごはんのおかず系
ドリンクコーナーにはコーヒーのほか、お茶やジュース、フレッシュミルクや豆乳なんかもあった。
いろいろ目移りしてしまい、結局当方が取ったのはこれと
サラダだけ。
こんな学生みたいな盛り方で「お味は~~~デス」なんて言うのも気恥ずかしいが、まぁまぁウマかった。
とくに野菜の皿にある宜蘭名産の「鴨賞」、という鴨肉の燻製みたいなのはナカナカのモノだった。皆さんもチャンスがあれば、ぜひ試してみてほしい。
まとめ
ムダに長くなってしまったので、そろそろ強引にまとめさせていただこう。
チェックアウトの時間は11時との事で、食後はふたたび着替えて水世界を満喫した我々。時間通り11時にチェックアウトの手続きをして、ホテルを後にした。
急遽決めた旅行だったのだが、運よく予約が取れたリゾートワンホテル。宿泊費用は税込み5000元ちょっとで、当方にとっては決して安くない値段だったが、親子3人で1泊朝食付き、水世界で遊び放題なら、まぁ御の字だろう。。。
何より水遊び大好きな我が子がエライ喜んでくれたので、台北からも近いし、また機会があれば連れて行ってあげたいと思う。
という事で、本エントリーは終了。それではまた次回
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