台湾での主要移動ツールの一つ、バイク。多分にもれず、筆者もバイクに乗っている。
とはいえ、そんなむやみに乗っておらず、まして子供が生まれてからこの2年間、ほとんどバイク置き場のオブジェと化していた筆者のバイク(実はつい最近また乗り始めた。。。)。
しかし、そんなバイクでも一年に一度、排ガスの定期点検(機車排気定期検験)を受けなければならない。そして、その点検の時期が来たことを知らせるハガキが届いたので、仕方なく近所のバイク屋に行って検査を受けてきた。
稼働率が低いため、ちょっと心配だったが検査の方は無事「合格」。
その時ついでにオイル交換もしてきたので、これから「台湾でバイクを買おう」みたいな方とかにしか参考にならないと思われるが、強引にその情報をシェアしよう!
台湾生活|年に一度の「バイク排ガス点検」とやり方について
台湾のバイク排ガス定期点検はいつ?
バイクの排ガス定期点検(機車排気定期検験)は、車両が登録された月によって変わると思われるが、筆者のバイクの場合は11月1日から1月31日までの間となっている。
きちんと登録がなされていれば、上の写真のハガキが家に届くので、ハガキに書かれている期間内に点検を受ければオッケーだ(検験日期という部分)。
排ガス定期点検の場所・費用は?
バイクの排ガス定期点検は、どのバイク屋でも受けられるワケではなく、専用の機器がある”機車排気検験站”というお店に限られるので注意したい。
点検可能なお店は、上のハガキの左側部分にも管轄内のお店が出ているし、こちらの役所(環保署)ウェブサイトでも確認が可能(右側の定検站数量欄の数字をクリックするとリストが出てくる)。ちなみに費用は無料である。
実際に点検に行ってみる
筆者が行ったのは家の近所にあるバイク店。
実はこの前日の夜に一度行ったのだが、その時はオイル交換のお客が2組ほどいて、ちょっと待ちそうだったのでバイク屋の大将に、
「明日の朝また来るわ」
と言って再訪したら、それが正解。空いていて、すぐにやってもらえた。
ちなみに排ガスの点検をする時は、ある程度エンジンを温めてからでないと、正確な数値を測定できないそうなので、近所を少し走ってからバイクを持ち込むことをオススメする。
さらに、お店に着いたらエンジンは切らずに、そのまま大将にバイクを引き渡す必要があるので注意したい。
このマフラーみたいな金属管と、横の掃除機みたいなホースが付いてるのが検査機材。
そこから筆者のバイクに合う金属管を選んで、ホースに繋ぐ。
金属管の先っぽを、バイクのマフラーに繋いで検査スタート。上は点検中の愛車と大将。
ものの数分で、上のコンピュータ画面に結果が表示され、
今年も結果は「合格」でひと安心。
検査結果はこちらの環保署ウェブサイトでも確認が可能。「車牌號碼」の欄にナンバープレートの番号を入力して「查詢」を押すだけ。
すると、すぐこのように結果が表示される。
ちなみに、不合格だった場合は1か月以内に修理をして、再度点検を受けて合格しなければいけない決まりになっている。
それでもダメな場合はどうなるのかは、ちょっと調べていないので、そこはご容赦願いたい、、、。そのうちヒマな時に調べてみよう。。。
最後にオイル交換
排気ガスの検査が済んだら、ついでにオイル交換もしてもらう。
ちょうど前回のオイル交換から1000キロちょっと走り、バイクにオイル交換のサインが出ていたので、ちょうど良いタイミングだ(写真は交換後のもの。交換前はオイルのマークの下が赤になる)。
オイルに関しては、ぶっちゃけよくわからないので、
「どのオイルにする?」
と毎回大将に聞かれるたびに
筆者「普通のやつ」
大将「じゃぁ250元のやつな」
といったやりとりがなされ、黙々と250元のオイルを交換してもらうという作業を繰り返している。
そろそろ覚えてほしいが、毎日星の数ほどやってたら、いちいち覚えてなんかいられないのだろう。しかも、前述の通りほとんど乗っていなかったので、当然交換頻度も低い客の事など覚えられるわけないか、、、。
ここも大将が手際よく交換してくれて、5~10分で終了。このときオイル交換希望のお客数組が代わるがわる入って来たので、早めに行っててヨカッタ。
ということで、今回は年に一度のバイク排ガス点検とオイル交換について書いてみた。これから「台湾でバイクを買おう」みたいな方とかにしか参考にならないと思うが、そんな数少ない方の参考になれば幸いである。
それではまた次回!
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