前回、前々回のエントリーで書いた晴光市場・雙城街エリアに行った際、意外と穴場でグッドな子供の遊び場(児童公園)を発見した 。
その公園、行ったのは土曜の昼過ぎだったのだが、観光客などで賑わうエリアにも関わらず、人が多くなく快適に子供を遊ばせる事ができた(たまたま人が多くなかっただけかもしれないが、、、)。
しかも、そこにあった遊具がナカナカ秀逸だったので、今回はその情報をシェアしよう!
晴光公園・雙城街にある児童公園の遊具が秀逸だった件
まずは晴光公園の場所から行ってみよう!
晴光公園の場所
MRTなら中山国小駅か民権西路駅、どちらも徒歩圏内。晴光公園は近くの幹線道路(民権東路や中山北路)にバスも頻繁に走っているので、交通アクセスはかなり良い。
MRTからのわかりやすい行き方は、中山国小駅・民権西路駅ともに駅を出て民権東路沿いにAloft Hotelを目指し、ホテルのある角を曲がる。
そのまま直進し、2つ目の交差点(下の写真)右手前方が目的地の公園なので、道に迷う事はまずないと思われる。
公園の様子
公園自体は割と小さいのだが、このあと紹介する子供の遊具をはじめ、台北の公園によくある健康器具や腰掛けて休めるスペースなど、ひと通りの設備は整っている。
小さいながら手洗い場も。
台北の公園でおなじみの健身器材(健康器具)もこの通り。公園としての機能がコンパクトに集約されている。
残念ながらトイレはないので、用を足すには雙城街をもう少し先まで行ったところのセブンイレブン新晴光店(新晴光門市)、またはMRT駅が比較的きれいで良いと思われる。
子供用の遊具について
写真の一品が子供用の遊具なのだが、これがなかなか多機能でグッドなのだ。
まずは、児童公園の花形、滑り台から紹介していこう。
滑り台は大小3本設置されており、上の写真がいちばん小さいがスタンダードな1本になる。
筆者が勝手に「ライオン滑り台」と呼ぶことにしたこの滑り台、見た目はストレートのごく一般的な滑り台ながら、ユニークな仕掛けが。。。
この遊具の別の滑り台もそうなのだが、滑るために上る際の階段が工夫をこらしたデザインになっているのだ。
これがライオン滑り台の真横にある上り口、「トラ階段」なのだが、
近づいて見ると、
ちょっとわかりにくいが、このように障害物を乗り越えて上っていくような作りになっている。
そして、滑り台の右側にある別の上り口も見てみよう。
おや?
もう少し寄ってみると、
そう、階段と言うよりも、はしごに近いデザインなのだ。
当方の勝手な解釈だが、ただ単に滑り台を滑るという行為だけでなく、アスレチック的な要素を持たせて、フィジカルを鍛えようという意図が込められているんじゃないかと思う。
お次は2本目、トンネル型滑り台
これも児童公園でよく見かけるタイプ。滑り台にカバーがかけられ、トンネルの中を滑り降りる感覚を味わえるアトラクションである。
トンネル型滑り台もやっぱり、主要な上り口はこんなだ。
さきほどのライオン滑り台の上り口同様、別の上り口からもこの滑り台へ移動して来れるのだが、
こんなのや、
こんなのが道中に待ち受けており、何かしらミッションをクリアしなければいけない作りになっている。
こうしてみると、やはりアスレチックの要素がふんだんに盛り込まれている気がする。
そしてこの遊具のメイン、3本目の滑り台がコレ。
筆者が勝手に「扇形ジャンボ滑り台」と呼んでいるこの滑り台。
ちょっと引きの写真も。
この滑り台、横幅はもちろん、高さも少し高めで、ちょっとだけ上級者向けのアトラクションと思われる。
上る時は、下の写真の階段から上るのが一般的だ。
何となく高さのイメージがお分かりいただけるだろうか。。。
やはりこの滑り台がここでは一番人気らしく、かなり小さい子もアグレッシブに上っては滑りを繰り返していた。
滑る面にウエーブが入っているので、若干軌道が変わったりして、それもまた楽しいみたいだ。
もちろん滑り台以外に、まだいくつかアトラクションがあり、
このような縄ばしごや
ちびっこ向けの魚動かしゲーム
扇形ジャンボ滑り台の下には、このような休憩コーナーも設置されており、あらためて非常に多機能な遊具だと感じる。
我が子も非常に気に入った様子なので、今後はちょくちょく来たいと思う。というか必ず来るだろう。
あとがき
そんなわけで今回は、中山区の晴光公園について書いてみた。
公園としては小さいけれども、総括するとアスレチック要素をふんだんに取り入れて、楽しみながら知力・体力も鍛えられる遊具が秀逸。
また、観光客も訪れる雙城街夜市(24時間やっているので、夜市と呼ぶのも少し憚られるが、、、)や晴光市場がそばにあるので、ちょっとした買い物や食事の合間に子供を遊ばせられるのもうれしい。
子連れで付近に行く機会があれば、ぜひお試しあれ!
それではまた次回!
コメント