台湾永久居留証の申請手続き~取得までのメモ ・まとめ編

台湾生活

以前、台湾永久居留証の申請準備から取得までの記事を4回にわたって書いたのだが、改めて見ると非常に読みにくい、、、。

 

というわけで、当時の記事をベースに加筆・修正を加え、1回で完結できるようにまとめ記事として再構成してみたのが、本エントリーである。

 

「エラソーな事を言ってる割には、大して読みやすくなってないぞ?」

 

という類のツッコミに関しては頑なにスルーして、新たな気持ちで永久居留証取得についての情報をシェアしたいと思う。少しでも、台湾の永久居留証取得を検討している方の参考になればうれしい限りだ。

 

※この記事の中にある書類や取得方法は筆者の取得当時の情報となり、現在は変更されている可能性もある。なので実際に申請手続きを予定している方は、事前に関係各所で最新情報の確認をお忘れなく。

 

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台湾永久居留証の申請手続き~取得までのメモ・まとめ編

台湾の永久居留証を申請した動機 

2013年の3月に台湾へ引っ越してきて、早いもので台湾暮らしも6年目となった筆者。最初に居留証を取得してから数えると、5年の歳月が流れたことになる。

ちなみに、これまでの筆者のビザステータス(居留事由)は台湾人の配偶者ということで「依親」。平たく言うと、配偶者ビザというやつだ。

 

「居留証を取得して5年経つと、永久居留証を申請する事ができる」

 

という情報は前々から何となくは知っていたのだが、「依親」でも労働許可いらずで自由に仕事に就くこともできるし、特に不自由は感じていなかった筆者。

そのため、当初は永久居留証を取得することに価値を見いだせず、申請する気もなかった。しかも申請費用1万元て高いし、、、。

しかし、ある日

 

「永久居留証を持っていれば、数年に1回は必要な更新に行かなくても良い」

 

という事実を知り、

 

「毎回更新のたびに小南門駅まで行くのは面倒くさい」

 

と感じていた筆者はいとも簡単に翻意し、申請することに決めたのである。

いたって単純なのだが、動機はそんな程度のものだ。

※その後、台湾の運転免許証の住所変更に行った時はじめて知ったのだが、永久居留証があると免許証の有効期限が台湾人と同様に75歳まで延長されるそうだ。75歳ってちょっとやり過ぎな気もするが、これはこれでグッドだと思う。詳しくは以下のエントリーをどうぞ。

 

 

最初にやったこと:いつから申請できるのかを確認

まず、永久居留証の申請は、台湾に合法的に滞在して5年以上の人が申請できる(最初に居留証を取得してから5年以上の人)ということなのだが、

 

自分は具体的にいつから申請できるのか?

 

というのを知るために、移民署で聞いてみた。

すると、どういう法則でカウントしているのかは不明だが、日数はちゃんとカウントされているようで、移民署の職員さんに、

 

「あなたの場合は〇月〇日からです」

 

とピンポイントで日にちを言われた。

この件に関しては移民署に問い合わせれば教えてくれるので、検討している方は事前に移民署に確認してみることをオススメする。

そして次は移民署のウェブサイトで、申請に必要な書類の確認。

 

移民署のウェブサイトに書いてある申請書類

  1. 申請書(外僑永久居留申請書)
  2. カラー写真1枚(彩色照片一張)
  3. パスポート原本とコピー1部(新、舊護照正本、影本一份)
  4. 居留証原本とコピー1部(外僑居留證正本、影本一份)
  5. 健康診断の証明書1部(健康檢查合格證明一份)
  6. 財産または特殊技能証明書1部(財產或特殊藝能證明一份)
  7. 台湾および自国の警察証明(直近5年:台湾では良民証とも呼ばれている)
  8. その他関係書類(これけっこう守備範囲広そうなのだが、、、)

 

とりあえずこのようになっており、ビザステータスによっていろいろ必要な書類がある(特に8番・その他という部分)。

筆者の場合は上述の通りステータスが「依親」なので、親族関係証明(戸籍謄本等婚姻関係を証明するもの)が必要となっていた。

 

逆に、場合によって不要なものも。

以下の書類は、5年間の居留期間内で毎回の出国が3か月以内の場合、提出は不要だそうだ。

 

  • 健康診断書
  • 自国の警察証明

 

この2つは筆者も条件にあてはまるため、提出は不要だった。

移民署のサイトにある情報なので、当然以上でオッケーだろうとは思いつつも、念のため永久居留証を取得した先輩方のブログなどで間違いが無いかをチェック。もちろん各々のビザステータスごとに若干違えど、基本は移民署のサイト通りで問題はなさそうだ。

しかし台湾のお役所のこと、書いてある書類を全部持ってったはいいが、窓口で

 

「あと他にこの書類が必要ダヨ」

 

なんて言われちゃイヤなので、念には念を入れて自分で移民署に電話して確認してみた。

すると、基本的にはウェブサイトの内容通りだったのだが、その他関係書類の部分で、ウェブや別の人のブログで拾いきれなかった注意点をゲットしたので以下に2点記載する。

 

まず1つ目が親族証明(婚姻を証明する戸籍謄本)に関して

 

これは既に下調べをしてあったのだが、よく聞くと、

 

「戸籍謄本は1か月以内のものでないと受け付けられませんから注意してください」

 

とのことだった。

まったく寝耳に水で、危うくずいぶん前に取った古い在庫を持っていくところだったので、移民署に電話してよかった。

 

そして2つ目が、

 

「あなたが台湾で自活していける能力がある、という証明を奥さんに一筆書いてもらってください。サインとハンコ付きで」

 

である。。。

リサーチしている時に、どこにもそんな情報は書いてなかった気がしたので、具体的に何を書いたら良いのか電話口で聞いてみた。

すると、職員さんから以下の回答は、

 

「とりあえずあなたが今台湾で元気に仕事もしていて、食うに困らず生活していけるという事を保証します。みたいな内容で書いてください」

 

とのことだ。

具体的なのかそうでないのか判断しかねる返答だったが、もう面倒くさいので

 

「手書きで良い」

 

ということだけをしつこく確認して電話終了。

手紙については、まったく青天の霹靂とか言っておきながら、あとでよく見たら移民署の必要書類リストにそれっぽい内容が書いてあった、、、。実際の内容は記事の後半をご覧いただきたい。

必要書類はここまでにして、続いては、必要書類の中でちょっとだけ手間のかかった警察証明と財産証明の取得についてシェアしよう。

 

台湾の警察証明と財産証明について

まずは台湾の警察証明(良民証)から。

「良民証」という、前科が付いたらもらえなさそうな刺激的ネーミングを持つ書類の申請方法は以下の5通り

申請に関しての詳しい情報は、こちら内政部警政署のウェブサイトをご参考いただきたい。

さっそくだが申請方法は以下の5通り。

 

  1. 警察署カウンターで直接申請
  2. ウェブで申請
  3. スマホのアプリで申請
  4. セブンイレブン(統一超商)で申請
  5. 郵便で申請(海外在住者のみ)

 

そして申請に必要なものは、

 

  1. 申請書1部
  2. 身分証(外国人はパスポートまたは居留証原本)
  3. 手数料100NTD(一度に2部以上申請する場合は2枚目から1部20NTD)
  4. 代理人が取りに行く場合は申請者のハンコ入り委任状
  5. 20歳未満の人が申請する場合は保護者の身分証と同意書

 

以上となっている。

直接警察署だと申請・受け取りで2回行かなきゃダメっぽいので、筆者は警察のウェブ申請フォームから申請。

申請フォームには英語併記があるので、中国語がわからなくてもどうにかなるだろう。

ちなみにウェブを見ると、ネットとアプリで申請した場合はフォーム送信後2.5日という素晴らしい速さで出来るらしい。

 

今はどうかわからないが、こういう利便性は筆者がいた頃の日本の役所じゃ考えられない。以前何かの書類を頼もうと、役所に電話で問い合わせたら、

 

「申請は郵送かFAXでお願いします」

 

と当時ですら既に時代遅れな返答をされたことがあったし。。。それと比べると台湾の役所はまだ客の利便性を考えていると思える。

それはいいとして、申請完了から発行まで2.5日とのことだが、良民証はネット上で手続きの進行状況が見られるのも便利。

筆者の場合、申請の翌々日にネットで進行状況をチェックすると、もう完成となっていた。したがって、その後ソッコーでMRT西門駅近くの臺北市政府警察局へ受け取りに行ったのは言うまでもない。

※ところで申請・受け取り場所は各市町村ごとに異なるので、事前にチェックしてみてほしい。

続いて、警察証明より手間がかかったのは財産証明。

まず、移民署のウェブサイトにある申請要件のページ(外國人申請永久居留證送件須知)では、財産または特殊芸能証明1部(財產或特殊藝能證明一份)いずれかを用意するということになっている。

そして、さらに下の方の補足事項には「台湾人の配偶者で、永久居留証を申請する者は以下のうち1つを用意しなさい」とある。

永久居留証申請要件の補足事項(一部)
  1. 台湾国内での収入・納税・動産または不動産資料
  2. 雇用主発行の雇用証明または申請者自筆の仕事内容および所得
  3. 台湾政府機関発行の専門職・技術者または技能検定証明
  4. その他自力で生活能力があり、台湾での生活に問題がないと保証できる資料。

 

筆者の場合はこのカテゴリーに属するので、とりあえず手っ取り早く入手できると思われる納税証明を準備することに。

経験者の方たちのブログなどを見ても、だいたい国税局に行くとすぐに発行してくれるとあったので、某日、朝の出勤前に北門にある国税局へ意気揚々と乗りこんだ。

国税局のビルは、ウェブサイトにあるイラストの通りこんなビルだ。

朝だからか待っている人もほとんどいなかったので、すぐに自分の番になりカウンターへ。

堂々と居留証とパスポートを見せて、納税証明の申請に来た旨を伝えると、係の人が慣れた感じで端末を叩き出す。

すると数秒後、係りの人から予期せぬセリフが、、、。

 

「あぁ~、あなたの納税証明、悪いけどここじゃ出せないわ」

「えっ?出せないとは、いったいどういう事ですか!?ここ台北の税務署でしょーが!!」

 

と詰め寄ったところ。

 

「あなた、確定申告を奥さんとまとめてやってますよね?申告者が奥さんになってるんで、証明の申請も奥さんにしてもらわないと発行できないんですよ」

 

ということらしい。またもや青天の霹靂、、、。

 

たしかに、何故か知らんが「確定申告は夫婦でまとめてやった方がよい」と聞いていたので、毎年嫁が代表者として我が家の申告を行っていたのだ、、、。

こうなってしまっては、もうどーしようもないので、「わかりました」と言って心に喪失感を抱いて立ち去るのみ。

まさかこんなところで落とし穴にハマってしまった、、、。電車賃も損した。

納税証明に関しては、

 

「夫婦で確定申告している場合、納税証明の申請は確定申告した代表者が行う必要がある」

 

ということらしいので、該当する方はお気を付けください。。。

 

結局そのあと嫁に頼んで内湖の税務署まで行ってもらい、納税証明は無事に発行された次第だ。

 

おまけでもうひとつ、嫁に頼んだ資料についても記載しておこう。

先に出てきた謎の、

 

「台湾で自活していける能力があると保証できる資料

 

以下が嫁に書いてもらった資料の内容だ(A4の紙に手書き)。

本人◯◯◯(嫁の名前)確認◯◯◯◯(筆者の名前)在台灣有長期穩定的收入, 衣食無虛虞. 我本人也有長期穩定的收入工作, 沒有經濟問題

私◯◯◯は夫◯◯◯◯が台湾で安定した収入があり、衣食住に困らないことを証明します。また、私自身も安定した収入がありますので、経済的な問題はございません。

署名 ハンコ 日付

(以上原文まま)

 

後日申請に行ったときは何も言われず、審査も無事に通ったので特に問題はなかったのだろう。ありがとう、奥さん。

 

移民署での申請・受け取りまで

長くなってしまったが、最後は移民署での申請から受け取りまでをざっくりと書いてみよう。

 

申請当日は移民署で番号札を取って自分の番になったら、職員さんに必要書類一式と申請費用1万元(高い!)を渡すだけ。

職員さんがひと通り書類をチェックすると、筆者の申請書類は特に不備も無かったようで、あっという間に受理された。

そして、職員さんから以下の引換証兼領収証を受け取ると手続きは終了。

その際に、職員さんからは

 

「審査の結果は約一ヶ月後に郵便であなたの家に届きます。もし一ヶ月以上経っても全然音沙汰がなければ、移民署に問い合わせてください」

 

という自信ナサゲな案内があったので、とりあえず礼を言い移民署を後にした。

 

その後、1か月と4~5日程度で家に以下の封書が。

どうやら審査は無事に通ったようで、レターには

 

「受け取りに関して移民署に連絡すること」

 

と書いてあったので、当然のごとく翌日朝に大至急電話してみると、

 

「もう出来上ってるからいつでも取りに来て良い」

 

ということでさっそく、その日のうちに移民署へ受け取りに。。。移民署での居留証受け取り時は番号札は引かず、入ってすぐ左側にあるカウンターで引換証(領収証)と古い居留証を出すだけで、新しい居留証をゲットできた。

 

くなってしまったが、これが筆者の永久居留証の取得プロセスである。

 

ここで書いた情報は2019年前半の話なので、変更されている可能性もゼロではない。したがって、これから申請する予定の方は、必ず移民署に連絡して最新の情報をゲットしてほしい。

 

以上で本エントリーは終了させていただく、それではまた次回!

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