台湾の大学ランキング2022年版｜各ジャンルTOP10を紹介！

2023-04-13

台湾の雑誌「遠見」に2022年の台湾大学ランキングが掲載されました。

総合大学をはじめ私立大学、人文・社会学科、理工系のベスト大学ランキングも出ていたので、
昨年との順位の変動とともにデータをまとめてみました。

台湾の大学について興味のある方や、進学を検討している方はご参考にどうぞ！

台湾の大学ランキング、指標について

この記事で紹介する台湾の大学ランキングは、「遠見雑誌」という台湾のメディアが毎年レポートしているランキングで、

これらをベースに作成されています。

ちなみに2022年は最初の2つの指標（学生数・教授数）を満たしたのは、台湾にある133の大学および準ずる機関のうち89校とのことでした。

ここから台湾の大学ランキング、各ジャンルのトップ10を紹介していきます。

ランキングは総合大学、人文・社会学科の学部、私立大学、理工系（技術系）学部のランキングです。

それではいってみましょう！

総合大学のトップはやはり台湾の最高学府である台湾大学。そして近年USR、SDGプログラムに力を入れている台湾南部の雄・成功大学が陽明交通大学、精華大学を抜いて前年4位から2位にアップ。

そして半導体や金融、外国語、医学に力を入れている中山大学が、それらに対する世間の期待値の高まりとともに前年から順位を上げたのが、この項目の主なトピックです。

台湾の大学ランキング、人文・社会部門の上位7校は3年連続で同じ顔触れで、トップは師範大学でした。

そんな中で前年から順位を上げたトップ10内の2校が静宜大学と曁南国際大学。
静宜はマネージメントや社会学、地理、曁南国際はグリーンエネルギーの研究が評価されています。

私立大学のランキング、上位7校は若干の順位入れ替わりがありつつもランクされている学校は同じ顔ぶれ。
その中でも1位の台北医学大学から中国医薬大学、長庚大学までのトップスリーは前年と変わっていません。

それ以外では台湾で最初の全英語教育の大学として開設され、
教育品質の高さで表彰も受けている元智大学が伸びています。

台湾ではこれまで「理工（技術）系の大学は私立よりも国立の方が優勢」と言われ、
ランキング上位も国立大学が占める割合が多いのが伝統とのことでした。

そんな中、昨年はじめて国立高雄科技大学を抜いて4位に躍り出たのが明志科技大学。
私立の理工系トップ大学として評価されていて、今年も同じポジションをキープしています。

ということで、2022年版・台湾の大学ランキング、いかがでしたでしょうか？

日本以上に学歴社会と言われる台湾には数多くの大学があり、いろいろなジャンルの大学、学科が開設されています。

この記事では各カテゴリーのトップ10を紹介していますが、
「遠見雑誌」ではランキング30位まで掲載していますので、興味のあるからは遠見ウェブサイト（中国語）を覗いてみてください。