このところ雨続きで洗濯物がなかなか乾かずに困っている管理人です。
今回は台湾のコインランドリーの使い方や値段の目安、
コインランドリー探しに役立つ情報、そのほかお店で見かける中国語も少し紹介します。
台湾北部は冬になると湿気が多く雨の天気も多いため、
「外に干している洗濯物が乾かなくて困っている」
という方は少なくないんじゃないでしょうか?
そんな台湾の冬や梅雨時に役立つのがコインランドリーです。
特に、週末などは前の晩に洗濯物をベランダに干しておいて、
翌朝コインランドリーの乾燥機を使えば、割と短い時間でスッキリ乾くので便利ですよ。
もくじ
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台湾のコインランドリー、中国語で何ていう?探し方は?
コインランドリーは台湾では中国語で「自助洗衣店」とか「自助洗衣坊」と呼ばれています。
ですので、コインランドリーを探す時は「XX(地域)」+「自助洗衣(店)」で検索すれば、
希望の地区にあるコインランドリーを探す事ができますよ。
なお、検索する時は「自助洗」だけではなく「自助洗衣」または「自助洗衣店」まで入力した方がいいです。
でないと、コイン洗車場(自助洗車)も一緒に検索結果に出てくる場合がありますのでご注意ください。
台北や台湾各地のコインランドリー探しに使えるチェーン店のリンク
台北をはじめ、台湾にはコインランドリーのチェーンがいくつかあります。
ウェブサイトで店舗一覧を見ることができるチェーンもありますので、コインランドリーを探す際の参考にどうぞ。
1. DEXTER(戴克斯特)
最近、台北で店舗が増えている気がするコインランドリーがこちらのDEXTER(以下:デクスター)。
アメリカの大手業務用(コインランドリー用)洗濯機メーカーですが、台湾ではデクスターの代理店をしているディーラーさんが洗濯機販売とともにコインランドリーを展開しているようです。
直営店以外のコインランドリーを含め、台北はもちろん中部、南部、東部から離島の澎湖までワイドにカバーしています。
■ウェブサイト:DEXTER LAUNDRY
U-WASH(速喜楽)
こちらもデクスターのように新しくて小ぎれいな印象があるU-WASH(速喜楽)。
デクスターほどネットワークは広くないものの、U-WASHも台北のほか台中など中部でもコインランドリーを出店しているチェーンです。
■ウェブサイト:U-WASH(速喜楽)
SEATER(洗特楽)
3つ目も横文字のチェーンでSEATER(洗特楽)。
このお店もウェブサイトを見ると上記2チェーンと同じように、新しくて小ぎれいな店舗が多い印象で、台北をはじめ台湾全土にお店があります。
コインランドリーというと、以前は古めかしいお店がけっこうあったんですが、やはりニーズに合わせて変化してますね。いずれにせよ、こういったお店は新しくキレイな方が歓迎されるので、いいことだと思います。
■ウェブサイト:SEATER(洗特楽)
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台湾のコインランドリー、店内はどんな感じ?
台湾のコインランドリー、店内の設備
コインランドリー店内の設備は、台湾に限らず世界中そんなに変わらないですが、だいたい
・洗濯機(洗衣機)
・乾燥機(烘衣機 / 乾衣機)
・洗剤などの自販機(販賣機)
・両替機(兌幣機)
・衣服をたたんだりする台
・カゴ(洗衣籃)
このあたりが揃っています。
洗濯機と乾燥機は使い方の項目で説明するとして、そのほかの設備をここで簡単に紹介します。
コインランドリーに必須の両替機
まずはコインランドリーに必ずと言っていいほどある両替機(兌幣機)。
洗濯機や乾燥機(ドライヤー)は10元硬貨しか受け付けない機種が多いので、
手持ちの10元硬貨が足りない場合は、両替機でコインに換えましょう。
ただし、この手の機械はどこでも書いていますが、目的外での使用はしないように。
コインランドリー店内の洗剤、柔軟剤などの自販機
コインランドリー店内自販機の中は洗剤(洗衣精/洗衣粉)に柔軟剤、消毒剤(殺菌・消毒用)、ドライヤーシート(去靜電:いわゆる乾燥機に入れる柔軟剤シート)、洗濯物を入れられる大きなビニール袋(裝衣帶)などが入っています。
お店によって売っているもの、売っていないものがありますが、
基本的に洗剤はどのお店も自販機に用意してありますので、旅行で台湾に来た時なども心配いりません。
ちなみに、裝衣帶は本当に大きい上に比較的丈夫なので、
筆者は洗濯物を入れるだけでなく、使い終わった袋を衣替えでしばらく着ない衣類を入れて保管する等、別の用途でも使っています。
衣類をたたんだりする作業台とカゴ
画像は筆者がよく使っている近所のコインランドリー。
このお店の作業台はかなり狭くて、乾燥した衣類をたたむのには向きませんが、
場所によっては大き目の長テーブルがあったりするお店もあります。
下にあるカゴはお客さんが自由に使えるもので、洗濯終了後の衣類を乾燥機に移す際に使ったり、
あと「洗濯、乾燥機はもう止まっているのに、中に前の人の衣類が残っていて使えない」
というような時に、中の衣類を出してカゴに入れておく等の用途に使えます。
台湾のコインランドリー、使い方や料金の目安を紹介
洗濯機の種類や使い方、料金の目安
台湾のコインランドリーにある洗濯機の種類は画像のドラム式が主流。
サイズはお店によりけりですが、一人暮らし用の小型サイズから家庭用の中型サイズ、
あと布団を洗ったりできる大型サイズなどがあり、洗濯機のサイズやお店によって料金が異なります。
画像の洗濯機は筆者の家の近所にあるコインランドリーのもので、
左側が大型サイズ、右側が中型サイズになり、このお店の場合は大型が1回150元、中型が1回60元となっています。
洗濯機の使い方はいたって簡単。まず扉を開けて中に衣類を入れます(衣類を入れる上限の目安は1/2まで)。
そして、上部にあるこのフタを開けて
表示に従い洗剤や柔軟剤(あれば)を投入
そのあとドアがきちんと閉まっているかを確認したらコインを投入。
このマシンは1回60元、上述の通りコインは10元硬貨にしか対応していないものが多いので、
ない場合は先に両替機でくずしておきましょう。
コイン投入後、洗濯のレベル(このマシンだと強・標準・弱)いずれかを選択して、
「スタート(啟動)」を押すと洗濯がスタートします。
スタートするとデジタル表示のところに残り洗濯時間が表示されるので、あとは待つだけです。
ちなみにこのマシンの場合は所要時間が1時間弱でした。
乾燥機(ドライヤー)の種類や使い方・料金の目安
台湾のコインランドリーにある乾燥機(ドライヤー)もやはり画像のドラム式が主流。
こちらもサイズは一人暮らしサイズの小型から家庭サイズの中型、布団もいける大型など各種あります。
料金の方はサイズごとに異なりますが、いずれも「10元でXX分」での計算となり、
サイズが大きくなるほど10元で使用できる時間が短くなります。
ちなみに画像の乾燥機は筆者の家の近所のものですが、このマシンは中型サイズで料金は6分間で10元です。
乾燥機も使い方はいたって簡単で、まずは中に衣類を入れます(こちらも中に入れる量の上限は1/2が目安です)。
衣類を入れたあと、ドアがしっかり閉まっているのを確認したらコインを投入。
このマシンの場合は料金が6分間で10元なので、30分間回したい場合は50元を投入します。
コイン投入口は左側が10元、右側が50元と2種類の硬貨が使えます。
ちなみに、乾燥機は上下に2台重ねて置かれている事が多いので、
コインを投入する時は「上段」、「下段」を間違えないようにしましょう。
このマシンのように矢印などで分かるように表示されていますので、見逃さないようご注意ください。
コインを入れたら温度(このマシンの場合は高=90度・中=80度・低=70度だそうです)を選択して、
最後に「スタート(啟動)」ボタンを押して乾燥機をスタートします。
余談ですが、筆者が使用する時はいつも子供の服にプリントされたイラストなどが落ちたり溶けたりするのが怖いので、「低」に設定しています。
あとは時間になると自動でマシンが停止するので、止まったら中の衣類を出して終了です。
参考までに、こちらが店内にあった各素材ごとの乾燥にかかる所要時間の目安ですが、
一般的な衣類で30~35分程度と書かれていますね。
おわりに、台湾でもコインランドリーを活用しよう!
という事で、台湾のコインランドリーの使い方などについて書いてみました。
梅雨時や冬は雨の降る日が多くなり、洗濯物がなかなか乾かない台湾北部。
そんな時に衣類を乾かすのに便利なのが、台湾で「自助洗衣店」と呼ばれるコインランドリーです。
特に、週末などは前の晩に洗った衣類をベランダに干しておいて、
翌朝コインランドリーの乾燥機を使えば、割と短い時間でスッキリ乾くので便利ですよ。