台北駅と桃園空港を結ぶリムジンバス、国光客運「1819路線」の最新時刻表、料金、乗り場などの情報をシェアします。
台北駅~桃園空港はバス以外にMRTやタクシーなどもありますが、MRTだと深夜は運行しておらず、タクシーだと料金が割高。その点、バスなら24時間運行しているので深夜・早朝でもリーズナブルに移動できますよ。
リムジンバスでの移動を考えている方は、ぜひご参考にどうぞ!
注意
- 2025年1月1日から台北駅の国光客運1819番バス乗り場が移転します。詳しい情報はこちらをご覧ください。
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台北駅~桃園空港リムジンバスは国光客運の”1819番”
台北駅~桃園空港のリムジンバスは、国光客運の「1819」という路線番号のバスです。
この1819番では座席が2列×2列の車両がメインで使用されていて、台北駅から桃園空港までの所要時間は約55分(時間は道路状況によって異なる場合があります)。
新型コロナ流行中は大幅減便され、深夜・早朝便は運休となっていましたが、現在は運行が再開され、24時間体制に戻っています。
日中の本数も新型コロナ前の運行頻度(ピーク時10~15分おき)には及ばないものの、1時間に1~2本程度まで便数が増え、だいぶ使い勝手がよくなりました。
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桃園空港~台北駅直通バス・國光客運1819番の路線図
こちらが国光客運バスの桃園空港と台北駅を結ぶ國光客運1819番の路線図。
運行区間は台北駅に隣接する「國光客運台北駅バスターミナル(國光客運台北車站)」と「桃園空港第1・第2ターミナル(桃園機場第一/第二航廈)」間です。
桃園空港および台北市内でいくつかのバス停に停車する1819番、往路と復路で停車するバス停が若干異なるので注意が必要ですが、
桃園空港から台北駅に向かうバスは「台泥大樓(馬偕医院)」、「アンバサダーホテル(国賓飯店)」といった中山エリア周辺のバス停に停車するので、付近のホテルに宿泊する方は、このあたりで降車できるのも1819番のメリットです。
ちなみに画像の路線図では上半分に青い線がありますが、こちらは1819AというMRT圓山駅を経由する路線になり、便数も正規の1819に比べて少ない別路線と言っていいバスになります。
台北駅~桃園空港リムジンバス時刻表(2024.11.23~)
国光客運1819番バスの時刻表を日中(あさ6時~よる23時台)と深夜・早朝(深夜0時~早朝5時台)に分けて紹介します。
時刻表は2024年11月23日に改正されたもので、予告なく変更される場合があります。最新の情報は国光客運公式サイトまたは高速バスの管轄機関である公路局ウェブサイトでご確認ください。
国光客運バス1819番:日中(6時~23時台)の時刻表
こちらが台北駅~桃園空港のリムジンバス、国光客運1819番の時刻表(あさ6時~よる23時台)です。
見方ですが左側の青色部分は平日、右側の赤色部分は休日で、それぞれ台北駅発、桃園空港第2ターミナル発の時刻を記載しています。
ご覧の通り、日中は概ね1時間に1本または2本運行されています。
国光客運バス1819番:深夜・早朝(0時~5時台)の時刻表
*●は桃園市内の南崁バス停に停車するため、所要時間が若干、長くなる可能性があります。
*★はバリアフリー対応バスです。
続いてこちらが深夜・早朝の時刻表です。
ざっと見ると、この時間は桃園空港MRTが運行していない時間帯だからか、日中よりも運行頻度が高くなっています。
深夜0時台は台北駅発が4本、桃園空港発が5本とかなり多く、その他の時間帯も朝5時台までは1時間に2~3本バスが出ています。
台北駅~桃園空港リムジンバスの料金、きっぷの買い方
続いて、台北駅と桃園空港を結ぶリムジンバス、国光客運1819番の運賃を紹介します。
画像が2024年12月25日現在の片道料金表です。
台北駅~桃園空港の片道料金は基本、3列シートが164元(約788円)、4列シートは133元(約639円)。
このように2種類の料金設定がされていますが、私がこれまで何度も乗った経験から、4列シートの車両・料金が基本だと考えて問題ないと思います。
ちなみに桃園メトロ(MRT)空港線の台北~桃園空港の片道料金は150元(約720円)なので、4列シートの値段で見るとバスの方が17元(約81円)安いですね。
こども料金(半票)については「身長115~150㎝の児童」または「4歳以上で12歳未満の児童」が対象となり、購入時に身分証明書の提示が必要となっています。
「身長115㎝未満かつ4歳未満」の幼児が、「チケットを所持している成人」と一緒に乗車する場合は、身分証明書の提示で運賃が無料。ただし、成人1人の同伴で無料になる幼児は2人までです。
きっぷの購入方法
国光客運1819番のきっぷを購入する方法は以下の3つ。
きっぷ購入方法
- バス乗り場のカウンター
- バス乗り場の自動券売機
- KKday、Klookなどのオンライン旅行予約サイト
①バス乗り場のカウンター
まず、バス乗り場のカウンターについては、国光客運の台北駅バスターミナル、桃園空港第1ターミナル、第2ターミナルのそれぞれにカウンターがあり、そこで現金やクレジットカードでの購入が可能です。
ここで注意したいのは、各カウンターの営業時間。
国光客運のカウンターは桃園空港第1ターミナル以外は24時間営業していないので、第2ターミナルまたは台北駅で営業時間外にきっぷを購入する場合は自動券売機になります。
以下が各バス乗り場カウンターの営業時間です。
これを見てお気づきかもしれませんが、台北駅の国光客運1819番バス発着場所は変更になります。
2025年1月1日から国光客運台北駅バスターミナル(國光客運台北車站)が撤去されるため、1819番はのバスはQスクエア(京站)にある台北バスターミナル(台北轉運站)発着になりますのでご注意ください。
詳しい乗り場情報は後述します。
②自動券売機
バス乗り場には自動券売機もあります。
自動券売機は日本語にも対応していますが、支払いはクレジットカードになり、現金の取り扱いはありません。
③オンライン予約サイトなら割引料金でお得!
KKdayやKlookといったオンライン旅行予約サイトで、国光客運1819番の往復割引チケットが販売されています。
窓口で購入するよりも若干お得なので「できるだけ安く買いたい!」という方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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国光客運1819番バスの乗り場を紹介
ここから台北駅~桃園国際空港リムジンバス乗り場の場所を紹介します。
まずは桃園国際空港第1ターミナルからいってみましょう!
バス乗り場の場所・行き方:第1ターミナル
こちらが桃園空港第1ターミナル1階の到着ロビー。
桃園空港から台北駅ほか各地へのバス乗り場は地下1階にあります。
荷物を受け取って到着ロビーに出たら「客運巴士(高速バス)」の表示に従い進みます。
案内に従いエスカレーターで地下1階へ。
地下1階の「バスチケットカウンター(巴士購票櫃台)」の表示にしたがって進むと、バス会社のチケットカウンター。外にはバス乗り場があります。
国光客運バスは桃園空港から台北駅までの1819番以外に松山空港、南港展覧館、台中行きも運行していますので、言葉に不安がある場合はあらかじめ「1819・台北」とか「台北站(台北駅)」とか紙に書いておいて、チケット購入時にそれを見せるといいと思います。
カウンターの横に日本語表示もある自動券売機(画像右)がありますが、支払いはクレジットカードまたはICカードで、現金は使用できませんのでご注意を。
外に出るとバス乗り場です。建物に背中を向けて左端から1番、2番と乗り場が続き、台北駅行きの1819番は5番乗り場です。「1819」と書いてある線のところに並んで乗車します。
バス乗車の流れ
乗車する際は購入したきっぷをスタッフに渡すと、チケットをもぎって半券を渡してくれます。
そのほか、運転席横には悠遊カードなどICカードで支払いができる機器もありますので、ICカード利用の方はそのままタッチして乗車できます(事前にチャージ金額が十分か確認をお忘れなく)。
バスの座席は自由席なので、乗ったら好きな席に座りましょう。
スーツケースをバスのトランクに入れる場合は、トランクのところにいるスタッフに荷物を渡すと、荷物タグをくれますので、バスを降りるまで無くさないように保管を(スタッフがいないときは自分で荷物を入れます)。
また、荷物を預けた場合は降車時に受け取るのをお忘れなく!
バス乗り場の場所・行き方:第2ターミナル
こちらが桃園空港第2ターミナル1階にある到着ロビー。
第2ターミナルの空港バス乗り場は到着ロビーと同じ1階にあります。
到着した旅客は中央のドアから出てきますので、バス乗り場に行く場合は出たら右側(画像の左側)に。すると「客運巴士」の表示が見えますので、案内表示に従って進みましょう。
通路を進むと「客運巴士」の表示に従い通路(下の画像前方の通路)を進みます。
通路を突き当り近くまで進んだら、左手に各バス会社のチケットカウンターと待合室があります。
国光客運バスのカウンターは1番と2番。こちらで台北行きのバスチケットを購入できます。
出口近くに第1ターミナルと同じく自動券売機がありますが、こちらもクレジットまたはICカード専用で、現金は使えないのでご注意を。
外のバス乗り場は向かって左側から1番、2番と続くのは第1ターミナルと同じ。
国光の1819番は1番乗り場から発車しますので、「1819」と書かれた線の中に並んで乗車しましょう。
国光客運台北駅バスターミナルの場所
続いては、台北駅の「国光客運台北駅バスターミナル(國光客運台北車站)」の場所を紹介します。
「国光客運台北駅バスターミナル」は台湾鉄道と台北メトロ(MRT)が乗り入れる「台北車站」の東1番出口(東1門)の目の前にあります。
東1番出口から外に出て、左前方に進むとすぐに國光客運の台北駅バスターミナルが見えますよ。
建物内にはチケットカウンター、もちろん自動券売機もあります。
國光客運台北駅バスターミナル(國光客運台北車站)
・住所:台北市中正区市民大道一段168号(MAP)
【注意】2025年1月1日から台北駅の乗り場が変更に!
国光客運バスは2024年12月17日のニュースリリースで、国光客運台北駅バスターミナルが撤去されるため、2025年1月1日から1819番のバスは台北バスターミナル(台北轉運站)発に変更されると発表しました。台北駅から桃園空港行きの1819番に乗車する方はご注意ください。
画像の黄色部分が移転先である台北バスターミナルの地図です。
移転先の台北バスターミナルには長距離バス各社が乗り入れていて、バス会社ごとにフロアが異なります。国光客運1819番の乗り場は4階です。
このほか、国光台北駅バスターミナルから発車している1813番(基隆行き)、野柳地質公園にアクセスする1815番(金山行き)は「台北駅東三門乗り場」に変更されます。
ただし、「台北駅東三門乗り場」は画像の通り、現在の国光台北駅バスターミナルのすぐ横にありますので、ほとんど影響はありません。
【台北バスターミナルの紹介記事はこちら】
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参考台北のバスターミナル特集:2大高速バスターミナルを紹介!
台北の高速バスターミナル、台北バスターミナル(台北轉運站)と市政府バスターミナル(市府轉運站)を紹介します。 台湾国内旅行の移動手段といえば、台湾新幹線や台湾鉄道を思い浮かべる方が多いと思いますが、台 ...
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台北駅~桃園空港バス時刻表・料金情報【深夜・早朝便あり】
ということで、台北駅~桃園空港のリムジンバス、国光客運1819番の時刻票、料金、乗り場情報でした。
前述の通り、新型コロナウイルスの流行で一時期、大幅に減便されていた1819番も深夜・早朝便の運行が再開され、桃園空港と台北駅の移動がだいぶ便利になりました。
特に桃園空港メトロ(MRT)が運行していない深夜の時間帯でも、リーズナブルな料金で移動できるのがありがたいですね。
深夜・早朝の飛行機を利用する予定の方は、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
お読みいただき、ありがとうございました!