台湾・桃園国際空港と台北駅の区間を走る國光客運バス1819路線の空港バスの乗り場や時刻、料金のほか、お得なチケット情報もシェアします。
桃園空港から台北市内までは空港バス以外にMRTやタクシーなど、複数の交通手段がありますが、バスは料金がリーズナブルで運行頻度も高く、使いやすい移動手段です。
また、桃園空港MRTの台北駅は台湾鉄道(台鉄)の駅から少し離れていますが、バスなら鉄道駅の目の前に停車するので、台鉄や台北MRT(地下鉄)への乗り換えが少し楽というメリットもありますよ。
▶ 桃園空港ー台北駅・國光客運バス1819路線の割引チケット情報を見る(KKday公式)
▶ 桃園空港ー台北駅・國光客運バス1819路線の割引チケット情報を見る(Klook公式)
もくじ
スポンサーリンク
桃園空港から台北駅までのバスは「國光客運バス1819路線」
まずは桃園空港から台北駅にアクセスするバスですが、國光客運バスの1819路線という番号のバスになります。
この1819路線のバスは座席が2列×2列の一般的な車両で、桃園国際空港と台北駅の間を約55分で結んでいます(道路状況によっては遅れる場合もあるので注意が必要です)。
コロナ前は24時間運行されていて、ピーク時は10分おきの運行間隔でしたが、コロナ禍で大幅減便されてしまいました。現在はかなり本数が増えてきていますが、まだ24時間には戻っていません。
スポンサーリンク
桃園空港ー台北駅・國光客運バス1918番の路線図

出典:國光客運ウェブサイト
こちらが國光客運バスの桃園国際空港・台北駅間を結ぶ1819番の路線図。
運行区間は台北駅に隣接する「國光客運台北駅バスターミナル(國光客運台北車站)」と「桃園空港第1・第2ターミナル(桃園機場第一/第二航廈)」間です。
桃園空港および台北市内でいくつかのバス停に停車する1819路線、行きと帰りで停車するバス停が若干異なるので注意が必要ですが、
桃園空港発の場合は台北駅の手前で「台泥大樓(馬偕医院)」、「アンバサダーホテル(国賓飯店)」といった中山エリア周辺のバス停に停車するので、付近のホテルに宿泊する方は、このあたりで降車できるのも1819路線バスのメリットです。
ちなみに画像の路線図では上半分に青い線がありますが、こちらは1819AというMRT圓山駅を経由する路線になり、便数も正規の1819に比べて少ない別路線と言っていいバスになります。
國光客運バス1918路線の最新時刻表:空港発は深夜1時台が復活
こちらの画像は、2023年4月8日に改正された桃園空港~台北駅の國光客運1819路線の時刻表です。
上述の通り、コロナ前は24時間運行され、日中の運行間隔は10~20分おきだった國光客運1819路線。
コロナが流行していた時期は大幅に減便され、1日に2便しか運行されない時期もありましたが、現在は台北駅発は早朝4時から深夜0時まで、桃園空港発は早朝5時20分から深夜1時20分までの間で、概ね1時間に1本の間隔で運行されるようになっています。
24時間運行に戻る日も、そう遠くはないかもしれませんね。
國光客運バス1819路線の運賃・きっぷの種類

出典:國光客運ウェブサイト
桃園国際空港と台北駅の間を結ぶ國光客運バス1819路線の一般料金(全票)は、
チケット区分 | 運賃(台湾元) |
06:00から22:59まで | 135元(日本円・約614円) |
23:00から05:59まで | 140元(日本円・約637円) |
乗車時ICカード利用(悠遊カード・一卡通) | 130元 |
往復チケット | 260元(片道130元) |
回数券 | 110元 |
このようになっていて、深夜・早朝は5元割増になるほか、悠遊カードなどのICカードを使用すると片道130元と割引運賃で乗車することができます。
続いて子供料金ですが、「身長115~150㎝」、「身長150㎝以下で12歳未満」のお子さんは、購入時に身分証明書の提示で70元の「半票」という子供チケットを買うことができます。
座席を使用しない「身長115㎝未満かつ6歳未満」のお子さんが、「チケットを所持している成人」と一緒に乗車する場合は、身分証明書の提示で運賃が無料になります。
國光客運バス1819路線のお得な割引チケットをゲットする方法
上述のように國光客運バス1819路線の運賃は日中で大人1名片道が135元、往復きっぷだと260元ですが、
KKdayやKlookが桃園国際空港と台北駅間のバスチケットのお得なプランを販売しています。
窓口で往復チケットを買うよりもお得なので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
<国光客運1819バスのお得なチケットを見てみる>
桃園国際空港バス乗り場の場所と乗り方
ここからは桃園国際空港の空港バス乗り場の場所を紹介。各ターミナルの到着ロビーからバス乗り場までの行き方を画像で説明します。
参考までに「國光客運台北駅バスターミナル(國光客運台北車站)」の場所情報もどうぞ。
▶ 桃園空港から台北駅に行く電車・MRT空港線の紹介記事を見てみる
第1ターミナル到着ロビーからバス乗り場への行き方
こちらが桃園空港第1ターミナルの到着ロビー。
画像の奥まで通路が続いていますが、海外から到着した旅客は通路中ほどの防護服を着た人が立っているあたりから、この到着ロビーに出てきます。
▶ 到着ロビーに出たら左または右に進み、通路の突き当り近くまで進むと「客運巴士(高速バス)」の表示が見えますので、表示に従い進みます(左右どちらからもバス乗り場に行くことができます)。
ここでは到着ロビーに出て左側(南)の通路からの行き方を紹介します。
▶ 第1ターミナルのバス乗り場は地下1階にありますので、エスカレーターで地下へ。下まで降りたら突き当りを左に進みます。ちなみに右にはセブンイレブンがあります。
▶ 前方に見える「巴士購票櫃台(バスチケットカウンター)」の表示にしたがって右に進むと、その先の右手にバス会社のチケットカウンター、左手のドアから外はバス乗り場です。
画像は2022年9月23日時点のもので、まだ台湾への旅行解禁前ということで閑散としています。早くこの通路がたくさんの旅行客であふれる姿が見たいですね。
▶ 國光客運のカウンターは7番と8番。台北駅行きの1819路線のチケットはこちらで購入できます。
國光客運バスは桃園空港から台北駅までの1819路線以外に松山空港、南港展覧館、台中行きも運行しているので、言葉に不安がある場合はあらかじめ「1819・台北」とか「台北站(台北駅)」とか紙に書いておいて、チケット購入時にそれを見せるといいと思います。
▶ カウンターの横に日本語表示も可能なチケット販売機(画像右)がありますが、支払いはクレジットカードまたはICカードで、現金は使用できませんのでご注意を。
▶ 外に出るとバス乗り場です。建物に背中を向けて左端から1番、2番と乗り場が続き、台北駅行きの國光客運バス1819路線は5番乗り場からの発車です。
1819路線に乗車する場合は「1819」と書いてある線のところに並んで乗車します。
バス乗車の流れ
乗車する際は購入したチケットをスタッフに渡すと、チケットをもぎって半券を渡してくれます。
そのほか、運転席横に悠遊カードなどICカードで支払いができる機器もありますので、ICカード利用の方はそのままタッチして乗車できます(事前にチャージ金額が十分か確認をお忘れなく)。
バスの座席は自由席なので、バスに乗ったら好きな席に座りましょう。
スーツケースをバスのトランクに入れる場合は、トランクのところにいるスタッフに荷物を渡すと、荷物タグをくれますので、バスを降りるまで無くさないように保管を。
また、荷物を預けた場合は降車時に受け取るのをお忘れなく!
第2ターミナル到着ロビーからバス乗り場への行き方
こちらが桃園空港第2ターミナル1階にある到着ロビー。
到着した旅客は中央のドアから出てきますので、バス乗り場に行く場合は出たら右側(画像の左側)に進みます。
▶ 通路を進んで行くと「客運巴士(高速バス)」の表示がありますので、右手にのびる通路(下の画像前方の通路)を進みます。
▶ 通路を突き当り近くまで進んだら、左手に各バス会社のチケットカウンターと待合室があります。
▶ 國光客運バスのカウンターは1番と2番。こちらで台北行きのバスチケットを購入できます。
出口近くに第1ターミナルと同じく自動券売機がありますが、こちらもクレジットまたはICカード専用で、現金は使えないのでご注意を。
▶ 外のバス乗り場は向かって左側から1番、2番と続くのは第1ターミナルと同じ。
國光客運バス1819路線は1番乗り場から発車しますので、「1819」と書かれた線の中に並んで乗車します。
参考・國光客運台北駅バスターミナルの場所
参考までに、桃園空港を出発した國光客運バス1819の終点であるとともに、台北駅から桃園空港まで行く際のバス出発点、「國光客運台北駅バスターミナル(國光客運台北車站)」の場所も紹介します。
「國光客運台北駅バスターミナル」は台湾鉄道と台北MRT(地下鉄)が乗り入れる「台北車站」の東1番出口(東1門)の目の前にあります。
東1番出口から外に出て、左前方に進むとすぐに國光客運の台北駅バスターミナルが見えますよ。
チケットは建物内のチケットカウンターで購入できます。
國光客運台北駅バスターミナル(國光客運台北車站)
・住所:台北市中正区市民大道一段168号(MAP)
おわりに
ということで、台湾桃園国際空港から台北駅までの高速バス、國光客運バス1819路線の紹介と最新の料金や時刻、空港バス乗り場の情報でした。
コロナの影響で2年以上の間、台湾旅行ができない日々が続いていますが、ようやくふたたび自由に旅行ができる見通しとなり、筆者もそうですが期待している方もきっと多いんじゃないかと思います。
桃園空港から台北市内までは、空港バス以外にMRTやタクシーなど複数の交通手段がありますが、バスは料金がリーズナブルで運行頻度も高く使いやすい移動手段なので、ぜひ検討してみてはいかがですか。