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2021年5月からコロナ感染者が急増したことによる警戒措置で、飲食業や観光業はもちろん、多くの一般市民も経済的な影響を受けている台湾。そんな中、台湾政府が様々な形で出している給付金のひとつ、子育て世帯向け給付金（小学生以下向け）を我が家も受給したので、今回はその受給資格や申請方法をシェアします。
子供1名につき1万元が受け取れるこの給付金、実は6月15日から始まっていたのですが、筆者はすっかり忘れていて8月に入ってようやく申請しました。受給できるのは2021年9月30日までとなっていますので、対象になる方はお早目の申請をおすすめします。
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台湾の子育て世帯向け給付金とは？
こちらの公式ウェブサイトにあるように、正式名称を孩童家庭防疫補貼と言い、子供1名につき現金1万元が給付される制度です。申請及び支給は2021年6月15日から始まっていて、2021年9月30日が受け取りの最終日となります。
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誰が受給できるの？
出典：教育部・防疫補貼公式サイト
支給対象者は図のように、台湾国籍を有する以下の児童・生徒が対象となっています。
・小学生（國小）以下の児童
※0～2歳の乳幼児は衛福部（別の政府機関）から直接給付されるため対象外
・中学、高校（5年生高専の3年までを含む）生で、身心障がいを持つ学生
※障がいについての詳しい条件は孩童家庭防疫補貼公式ウェブサイトでご確認ください。
申請・受給方法は？
出典：教育部・防疫補貼公式サイト
申請・受給方法は上の図にある3通り
1. ネット申請（線上申請）・指定口座への振り込み
2. ATMで申請・受け取り
3. 郵便局で申請・受け取り
このようになっており、すべての申請方法で共通して、子供の健保カードと保護者の身分証（居留書）が必要です。
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ネットでの申請・受給方法
ここでは、筆者が行ったネット申請（線上申請）について説明します。
出典：教育部・防疫補貼公式サイト
▲ステップ1. 孩童家庭防疫補貼公式サイトのトップページにある、線上申請（黄色）をクリック。
出典：教育部・防疫補貼公式サイト
▲ステップ2. 上から健保カード番号（健保卡號）、保護者の身分証番号（身分證字號）を埋めて、
▲そのあとプルダウンメニューで振り込みを指定する銀行を選択し、一番下の欄に口座番号（金融機構帳號）を入力したら、下の「確認送出」ボタンをクリック。
▲すると、入力した内容に間違いがないか聞かれるので、問題なければOK
▲最後に、この画面が出てきて申請終了。「3日後に再度このサイトで申請結果を確認してください」というメッセージが書いてあるので、3日後に確認しましょう。
出典：教育部・防疫補貼公式サイト
▲確認する時はトップページ下部にある「査詢申請資料」から確認可能です。
出典：教育部・防疫補貼公式サイト
▲この画面で健保カード番号と身分証番号を入力して確認しましょう。
▲査詢結果（赤字）のところが「入帳成功」になっていれば、指定した口座に給付金が振り込まれて、受給完了です。
おまけ、ATMでの申請・受給方法
出典：教育部・防疫補貼公式サイト
▲ATMで申請する場合は中國信託銀行、台新銀行、国泰世華銀行いずれかのATMで申請します。申請の際は子供の健保カード、保護者のキャッシュカードおよび身分証が必要です。ちなみに使用するATMは前述の三行になりますが、キャッシュカードは他行のものでも手数料なしで受け付けているそうです。
出典：教育部・防疫補貼公式サイト
▲操作方法は各行ATMごとに違いますが、上の図を参考に「孩童家庭防疫補貼」ボタンを押して、
出典：教育部・防疫補貼公式サイト
▲上からキャッシュカード暗証番号（提款卡密碼）、保護者の身分証番号（同一位父母或監護人身分證字號）、子供の健保カード番号（孩童健保卡號）を入力し確認ボタンを押すと、その場で1万元が受け取れるとの事です。その場でもらえるのは便利ですね。さらに詳しい情報は、孩童家庭防疫補貼の公式サイトでご確認ください。
まとめ
という事で、今回はコロナ禍で学校、幼稚園などが休校になり、家でのチャイルドケアを余儀なくされていた家庭向けに台湾政府が支給する子育て給付金、孩童家庭防疫補貼の申請方法をご紹介しました。台湾籍を持つ小学生以下の子供1名につき、1万元が給付されるこの制度は、2021年9月30日が給付の最終日になっています。ネットやATM、郵便局で申請が可能なので、対象のお子さんをお持ちの方は、お早目の申請をおすすめします。