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士林、北投、淡水でCP値高めの人気火鍋店「鍋董」子連れレビュー

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先日はじめて台北の士林、北投と新北の淡水にある台湾火鍋のチェーン「鍋董日式涮涮鍋(以下、鍋董)」に行ってきました。

これまで何度かお店の前を通ったことがあったんですが、通るたびにお店の外にお客さんが並んでいた「鍋董」。

そのため待つのが苦手な筆者は敬遠していたんですが、先日ちょっと早い時間にMRT竹圍駅前にある店舗の前を通ったら並んでいなかったので、サクッと子供連れで火鍋を食べてきました。

そこで、この記事では「鍋董」のメニューや料金、子供連れで行ってみた感想などをシェアしたいと思います。

台湾の火鍋がお好きな方はぜひチェックしてみてください。

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台湾の火鍋チェーン「鍋董日式涮涮鍋」とは?

冒頭でも書きましたが、「鍋董」は台北市の士林区、北投区、そして新北市の淡水区で複数の店舗を展開する火鍋のチェーン店です。

鍋董の公式サイトによると、創業から既に20年以上を経ている老舗の火鍋屋さんで、「新鮮、美味、リーズナブルな料金でお客さんのお腹を満たす」がモットー。

筆者が今回訪れたのは台北郊外の観光地・淡水に近い竹圍店でしたが、この店舗も他の店舗同様にディナーの時間帯などはよく混雑しているのを見かける繁盛店です。

後から知りましたが、「鍋董」は電話予約を受けているそうなので混み合う時間帯は予約して行くと良いと思います。予約番号は後述の店舗情報をご確認ください。

店舗はMRT剣潭駅から北投・淡水方面に点在

「鍋董」は台北、新北市に全部で7店舗。お店はおおむねMRT淡水信義線(レッドライン)の剣潭駅から淡水までの間に点在していて、以下が各店舗の情報と最寄り駅になります。

店舗によっては駅から距離がありますので事前にGoogleマップ等でお店までの経路をご確認ください。

鍋董日式涮涮鍋・剣潭店

住所:台北市士林区通河街149号 最寄り駅:台北MRT剣潭駅
予約電話:02-2885-6797

鍋董日式涮涮鍋・石牌店

住所:台北市北投区實踐街41号 最寄り駅:台北MRT石牌駅
予約電話:02-2820-0909

鍋董日式涮涮鍋・新北投店

住所:台北市北投區大業路741号 最寄り駅:台北MRT新北投駅
予約電話:02-2891-9970

鍋董日式涮涮鍋・竹圍店

住所:新北市淡水区民権路167号 最寄り駅:台北MRT竹圍駅
予約電話:02-2808-3003

鍋董日式涮涮鍋・新民店

住所:新北市淡水區新民街103号 最寄り駅:台北MRT淡水駅からバス
予約電話:02-2626-3685

鍋董日式涮涮鍋・北新店

住所:新北市淡水区北新路6号1階 最寄り駅:淡海ライトレール淡金北新駅
予約電話:02-2626-3684

鍋董日式涮涮鍋・大忠店

住所:新北市淡水区大忠街126号1階 最寄り駅:淡海ライトレール・淡金北新駅
予約電話:02-2625-8292

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「鍋董」基本のメニュー、セット内容を紹介

基本の注文はスープ+鍋(肉・海鮮)+サイド(ご飯・麺)を選択

「鍋董」の基本的なメニュー・注文方法は他の火鍋店とほぼ一緒ですが、まずメインの火鍋(肉・海鮮等)を一品選びます。

メイン一品につき基本のスープ(昆布だし)に野菜セット、画像左下にあるサイドメニュー(ご飯・麺等から選択)、そのほかドリンクバー、デザートが含まれる形です。

スープは基本のスープ以外にマーラー(麻辣)鍋やミルク鍋など、差額を払って変更することができます。

台湾の火鍋屋さんでよくあるミニマムチャージ(最低消費金額)ですが、「鍋董」では1名につき290元となっています。ただ、メインの火鍋は安いものは290元~300元ほどなので、1人一品注文すれば問題なくクリアできます。

画像はお肉のメイン(火鍋)メニューになり価格帯はだいたい300元~500元前後。このほかお肉増量や海鮮、あと単品で鍋に追加する具材もあります。

子供連れの場合は+50元で鍋の共用OK(身長100㎝未満は不要)

上述のミニマムチャージ以外に子供や友人とひとつの鍋を一緒に食べる場合、「共鍋費」と呼ばれる共有チャージ50元が必要になります。

この「共鍋費」は台湾の火鍋屋さんでは割と定番のチャージで、お店によってチャージ金額が異なりますが「鍋董」の50元は比較的良心的で子供連れには助かります。

また、「共鍋費」の50元は単品メニューの追加など店内での消費に充てることができるので、ムダにはなりません。

また、身長100㎝未満の幼児については「共鍋費」が不要だそうです。

「鍋董」竹圍店の雰囲気はこんな感じ

「鍋董」竹圍店の外観。場所はMRT竹圍駅を出て目の前の広い通り(民権路)を渡ったら右に進みます。民権路をそのまま直進すると3分程度のところにお店があります。

この時は夕方5時過ぎでまだ外に待っている人はいませんでしたが、このあと15分ぐらいしたら数組が並んでいました。

外から店内を見ると割と奥行きがあって広いお店です。中にはテーブル席のほか、お店の中心部に長めのカウンター席もあります。

店内には4人掛けや2人掛けの席も。

子供用のイスや食器もあります

我々が通された席は大人2人掛けでしたが、このように子供用のイスも出してもらえます。

子供用の食器セットも貸してもらえます。

ドリンクバー、ソフトクリームも食べ放題

お次は「鍋董」のドリンクバー。左側のマシンは紅茶、楊桃汁(スターフルーツのジュース)に無糖の麦茶。

真ん中のマシンはスムージーで味はレモン&冬瓜(檸檬冬瓜)、パッションフルーツ(百香果)の2種類でした。

そして、右側にあるのが「鍋董」のウリのひとつでもあるソフトクリームのマシン。横の箱にコーンが入っているので、セルフでソフトクリームを作れます(”お子様が作るのはご遠慮ください”と書かれていますのでご注意を)。

ソフトクリームは若干シャリシャリした感じなので、クリーミーなものを期待すると「あれっ?」となるかも知れませんが、そこはサービスということでご承知おきを。

台湾の火鍋店の心臓部、薬味と調味料コーナー

台湾の火鍋店で欠かせない薬味、調味料のコーナー。醤油、お酢、ネギやニンニク、大根おろしに唐辛子などセルフで自由にブレンドします。

「鍋董」では火鍋料理で定番の調味料、沙茶醤は個別に小鉢に入れられていますので、必要な分を小鉢ごと取りましょう。画像の右側に積んである小鉢が沙茶醤です。

「鍋董」で食べた台湾火鍋を紹介

それではここから筆者が「鍋董」で注文した火鍋を紹介します。

上の画像は基本のセットで昆布だしのスープに野菜盛り、卵が付いてきます。鍋は1人でひとつの個人鍋スタイルです。子供は1人でひとつの鍋だと多いので、共鍋費の50元を払って我々の分を取り分けてあげます。

あと基本セットにはご飯や麺などのサイドメニューも付くんですが、この日は麺(拉麺)を2人前チョイス。サイドはこのほか白ご飯、ルーロー飯、即席麺、春雨(冬粉)のいずれかを選べます。

さきほど紹介した薬味、調味料コーナーから持ってきた薬味。筆者はネギが好きなのでネギ若干多めでいただきます。

メイン一品目・ラム肉(特選羊肉鍋)

そしてメインの一品目は奥さんが注文したラム肉(特選羊肉鍋・125g)300元。筆者の地元・北海道のソウルフード「ラムしゃぶ」を彷彿とさせる、というかほぼ一緒で道産子にはたまらない一品です。

メイン2品目・牛サーロイン(美國沙朗牛肉)

メインもう一品はこちら牛サーロイン(美國沙朗牛肉・135g)360元。こちらは一切れが大き目。

サイドメニュー・フレッシュトマト(番茄)

さらに追加で単品メニューのトマトを注文。ちょうど50元だったので子供の分の「共鍋費」50元をこのトマトに使いました。

食材がすべて出揃ったらアツアツの鍋で煮て食べるだけ。ラム肉が300元、牛サーロイン360元で野菜、ご飯や麺などのサイドメニュー、ソフトクリームのあるドリンクバーにデザート付きなら、コスパはなかなかのものだと思いますよ。

おわりに

ということで、最後にデザートで出てきた紅豆湯(ぜんざい?)の画像で台北の士林、北投、そして新北市の淡水に展開している火鍋チェーン、「鍋董」の記事を締めたいと思います。

肉類のメインなら300元~500元という価格帯で、ソフトクリームが食べられるドリンクバーにデザートも付くコスパの高い火鍋店。

また、ひとつの鍋を子供や友人とシェアする場合の「共鍋費」も1人につき50元とリーズナブルなので、子供連れでも行きやすいお店だと思います。

食事時は特に混み合う人気のお店ですが電話予約も受け付けているので、士林、北投、淡水あたりでコスパの良い火鍋が食べたくなったら、チェックしてみてはいかがでしょうか?

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