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2022年12月に一時帰国した際に、
「コロナで更新に行けず失効していた運転免許」を再取得してきました。
新型コロナウイルス感染症を理由とする場合は、
「運転免許の失効から3年以内」で、
「新型コロナウイルス感染症の影響により手続きを行うことが困難であると判断される状況が止んでから1か月以内」なら、
学科試験および技能試験が免除されるということで、このルールを利用して無事に再取得(免許復活)することができました。
そこで、この記事ではその際に準備した書類や当日の流れをシェアします。
ちなみに筆者は、実家のある富山県で運転免許の再取得をしたんですが、今後規定が変わる可能性もありますので、
これから同じように一時帰国の際に免許の再取得を予定している方は、必ず警察または運転免許センター等に連絡して最新情報をご確認ください。
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失効した運転免許の再取得に必要な書類~富山県の場合
海外在住者が新型コロナウイルスの流行で日本に帰国できず、更新期限を過ぎて失効してしまった免許証の再取得(失効受験)手続きおよび必要書類について説明します。
富山県では失効した運転免許を再取得する場合、富山市にある「富山県運転教育センター」のみで手続きが可能です。
以下が受付時間になり午前、午後で各30分間しかありませんのでご注意ください。
富山県運転教育センターでの再取得(失効受験)受付時間
・午前:08:30 - 09:00 / 午後:13:00 - 13:30(いずれも祝祭日を除く月~金)
続いて必要書類を紹介します。
冒頭にも書きましたが、筆者は富山県で免許証を再取得しましたので、以下は富山県での手続きの際に必要な書類です。
また、情報は富山県警察ウェブサイトにも書かれていますが、私は念のため事前に電話でも確認しました。
<用意するもの>
- 失効した古い運転免許証
- 本籍が記載された住民票原本・1通(※マイナンバーが記載されていないもの)
- 一時帰国(滞在)証明書・富山県版(※海外転出で上記の住民票がない人→筆者がコレでした)
- 一時帰国証明書の滞在先が実家や知人宅の場合は「証明人」の住民票
- 自分の戸籍抄本
- パスポート
- 写真1枚(縦3㎝×横2.4cmで6か月以内のもの→免許センターで撮影可)
- 外国免許証(海外渡航先で取得した方)
上記のほか、手数料として以下の費用が発生します。
- 受験手数料・・・1,900円
- 交付手数料・・・2,050円
- 講習手数料・・・優良500円 / 一般800円 / 違反運転者1,350円 / 高齢者5,100円
富山県の場合はこのようになっていました。私は県警に電話確認した際に、外国免許が必要とは言われませんでしたが、
実際申請する際に、台湾での運転歴を確認するために提示するよう言われましたので、取得している人は持って行った方がいいと思います。
また、パスポートの部分で、冒頭に書いた
「新型コロナウイルス感染症の影響により手続きを行うことが困難であると判断される状況が止んでから1か月以内」
この期間をチェックされましたので、
パスポートには必ず滞在国の出国と日本入国のスタンプを押してもらい、かつ一時帰国して1か月以内に手続きに行く必要があります。
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実録:失効した運転免許・再取得の流れ~富山県の場合
▶ 受付・書類に記入・・・試験窓口(11番)で失効した免許の再取得手続きに来た旨を伝え、そこで渡される書類に記入する。
記入した書類は
- 運転免許証等返納届
- 講習受講申込書
- 失効者の受験資格調査票
- 新規(併記)運転免許証交付手数料納入書
- 運転免許特別(受験)手数料貼付書
以上となり、記入した内容はどの書類も住所、氏名、生年月日といった情報で、そんなに時間はかかりませんでした。
記入したら横に設置されている端末で免許証の暗証番号を設定し、設定が終わったら再度、窓口に戻り暗証番号を登録。
その後、書類一式が入ったファイルを受け取り、次のステップに進みます。
▶ 手数料の納付・・・手数料の納付窓口(2番)で手数料を支払います。
▶ 適性検査・・・視力・聴力などの免許センターでよくやる検査→写真撮影へ
▶ 講習・・・上記のステップをクリアしたら、案内された教室で講習を受けます。筆者は30分の優良講習で、講習は一般の更新者の人たちと一緒でした。
▶ 免許証の受け取り・・・新しい免許証は即日発行なので、講習のあとに受け取って手続き終了です。
ただし富山県の場合、一般の更新者は講習が終了したら教室でもらえましたが、筆者のような失効・再取得の人は1階の記載事項変更窓口での受け取りでした。
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おわりに:失効→再取得の免許はゴールドのままか?
ということで、一時帰国の際に
「コロナで更新できず失効してしまった運転免許」を再取得した際の必要書類や流れを紹介しました。
いったん失効してしまった免許の再取得ということで、
「失効前はゴールドだった免許はどうなるんだろう?」と若干、心配もありましたが、
筆者の免許は再取得後もゴールドのままでしたので、特に問題等を起こしていなければ、そのままゴールドのステータスが引き継がれると思います。
ただし、手続きの際に係官の方に言われたのですが、
滞在先の国で運転してるという確認が取れれば、免許を再取得してから初心者マークを付けなくてもよいのだが、
「あなたの場合は出入国スタンプで確認が取れないので、今日免許を受け取ってから1年間は初心者マークを付けてください」と言われました。
筆者はコロナ前は自動ゲートで出入国の手続きをすることが多く、パスポートにスタンプを押されていなかったんですが、こんなケースもあるようなのでシェアしておきます。
以上、お読みいただき、ありがとうございました!