台北に近いビーチを3つ紹介します。
3つとも台北市内から電車、バスなどの公共交通で気軽に行けるビーチです。
カップルや親子連れに人気のビーチから穴場まで、行き方や各ビーチの特徴もシェアします!
ぜひご参考にどうぞ!
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台北に近いビーチ①白砂が映える「白沙湾海水浴場」
台北から近く気軽に行けるビーチ、ひとつ目は「白沙湾海水浴場」。
新北市石門区にある白沙湾海水浴場の特徴は、その名の通り白砂のきれいなビーチ。
弧を描いて続く白い砂浜の風景は、特に晴れた日に見ると格別です。
親子連れも多く訪れる白沙湾は、遊泳区域がロープで区画されていて、
5~10月のシーズン中は監視員もいるので安心して遊べます。
白沙湾海水浴場の設備・周辺情報
白沙湾海水浴場にはトイレ、シャワー、コインロッカーなどが完備されています。
それらの設備はビーチ背後の高台にある「ビジターセンター(遊客中心)」に設置されていて、温水シャワーは1人50元、コイン式の足洗い場は1回(1~2分)10元。
ビーチにはドリンクや浮き輪などを扱う小規模な「海の家」のほか、画像にある白いテントのような「日よけスペース」のレンタルもあります。
日よけスペースは2畳分ほどのスペースで、ゴザも貸してくれるので、荷物置き場を兼ねた休憩スペースとして使えます。
特に子供連れの場合はこういうスペースがあると、手荷物も軽減できるので助かりますね。
レンタルは「帳篷出租(テントレンタル)」と書いてあるところで、レンタル料金を払ってゴザを受け取ったら、あとは空いているスペースにゴザを敷いて完了です。
レンタル料金は2022年7月現在、1区画350元(1日)でした。
白沙湾の周辺にはコンビニがありません。個人商店のようなお店はありますが、営業時間が一定ではない可能性がありますので、必要なものは事前に準備されることをおすすめします。
白沙湾海水浴場への行き方:台北MRT淡水からバス利用
白沙湾海水浴場へは台北MRT淡水信義線(レッドライン)の終点・淡水駅バス乗り場から、以下のバスでアクセスできます。
■862番(基隆行き)
■863番(金山行き)
■台湾好行バス 716番(皇冠北海岸線)※11~4月は平日のみ運行
※リンクのクリックで公式サイトの時刻表に移動します
いずれも淡水駅2番出口に近いバス乗り場(画像)から乗車し、
「北観風景区管理処(北觀風景區管理處)バス停」または「白沙湾バス停」で下車。
乗車時間は道路状況にもよりますが、渋滞がなければ40~50分程度です。
※白沙湾ビジターセンター(遊客中心)に行く場合は、北観風景区管理処バス停で降りた方が近いです。
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台北に近いビーチ②:リゾートの雰囲気漂う「浅水湾海水浴場」
台北から近くて気軽に行けるビーチ、続いて紹介するのは「浅水湾海水浴場」。
新北市三芝区にある浅水湾海水浴場も白っぽい砂のビーチで、駐車場がビーチのすぐ背後と近く、車利用にもとても便利です。
こちらもロープで区画された遊泳エリアがあるほか、シーズン中は監視員がいるので安心。
そして、浅水湾といえば、
おしゃれなカフェやレストランなど周辺にお店が充実していて、リゾートっぽい雰囲気が漂っているのも特徴。
それらのお店は、バスが通る広い通り「淡金公路」沿いにあり、ビーチにも近いのでとっても便利です。
海を見ながら食事をできるお店も多いので、天気のいい週末はカップルや家族連れで賑わっています。
あと、「淡金公路」にはコンビニもありますよ。
浅水湾海水浴場の設備・周辺情報
浅水湾海水浴場にはトイレ、シャワーなどが完備されています。
トイレ(画像)はビーチのすぐ背後にある駐車場の横で、
温水シャワーはトイレの近くにある「沙灘服務站」という海の家のようなところに、有料のシャワールーム(室内沖洗区)があり、
温水シャワー、ドライヤーの料金はそれぞれ1分10元。
また、トイレの横には室外の足洗い場もあって、こちらも10元で1分ほど利用できました。
そのほか、浅水湾には白沙湾のような日除けスペースのレンタルはありませんが、
ビーチの「遮陽傘出租」という小屋で、日除けパラソルをレンタルでき、料金は1回300元ほどです。
ビーチ沿いには海を見ながら食事ができるカフェ、レストランも
浅水湾のビーチ沿いは遊歩道のようになっていて、道沿いにカフェやレストランがあります。
海を見ながら食事ができる席を用意しているお店もありますが、ランチの時間帯などは混み合い、海側の席は争奪戦になりますので、
お目当ての店があれば予約するか、時間をずらして行くことをおすすめします。
浅水湾海水浴場の行き方:台北MRT淡水駅からバス利用
浅水湾海水浴場への行き方は、前述の白沙湾海水浴場とほぼ同じ。
台北MRT淡水信義線(レッドライン)の終点・淡水駅から、以下いずれかのバスに乗車し、大崛(浅水湾)バス停で下車します。
■860番(三芝行き)
■861番(馬偕医学院行き)
■862番(基隆行き)
■863番(金山行き)
※リンクのクリックで公式サイトの時刻表に移動します
※大崛(浅水湾)バス停のひとつ前に「浅水湾」というバス停もありますが、このバス停だとビーチ入口まで少し距離があります。
上記以外に台湾好行バス 716番(皇冠北海岸線)でも行くことができますが、その場合は「浅水湾」バス停での下車となります。
淡水から向かう場合、浅水湾は白沙湾の手前になりますので、乗車時間は30分程度です。
台北に近いビーチ③淡海LRTで行ける「沙崙ビーチ」※遊泳不可
台北に近いビーチ、3つ目に紹介するのは、
淡水の人気スポット「漁人碼頭」の近くにあり、
広く長いビーチで、ビーチコーミングや散歩の穴場になっている「沙崙ビーチ(沙崙沙灘/沙崙海灘)」。
この沙崙ビーチは、日本統治時代の1919年に海水浴場として開かれてから、
長年にわたり「沙崙海水浴場」として、市民の憩いの場になっていたそうですが、
潮流の変化や水難事故の発生等で、海水浴場は1999年に閉鎖されてしまったそうです。
現在は海水浴場として管理されておらず、遊泳不可となっています。
監視員はもちろん、海の家やトイレ、シャワー等の設備もない、ある意味手つかずのビーチです。
沙崙ビーチの行き方:紅樹林から淡海ライトレール利用
沙崙ビーチへの行き方ですが、台北市内から行く場合は、
台北MRTの「紅樹林」駅で淡海ライトレール(LRT)の「淡水漁人碼頭行き」に乗り換えて、
終点である「淡水漁人碼頭」駅のひとつ手前の駅「沙崙」駅で下車します。
続いて、「沙崙」駅から沙崙ビーチまでの行き方を紹介します。
淡海ライトレール沙崙駅を出たら、正面の信号のある交差点(画像)を右折します。
交差点を右折したあとは、ひたすら道なりに進みます。
沙崙駅から7~10分ほど歩くと、右側に小道への入口(画像)が出てきますので、ここを入り
こんな小道を進んで行くと
目の前にビーチが出現します。
淡海ライトレール沙崙駅からビーチまでの間にコンビニ等はなく、ビーチにも海の家などの売店はありません。
そのため、ドリンクや食べ物は事前に用意する必要があるのと、
ビーチは海水浴場として管理されていないため、ゴミ箱がありませんのでゴミは持ち帰りましょう。
おわりに:台北から近いビーチ3選
ということで、台北から近いビーチを3つ紹介しました。
3つとも電車やバスなどの公共交通で気軽に行けますので、海が好きな方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
でも台湾の夏は日差しが強いので、日焼け対策をお忘れなく!
お読みいただき、ありがとうございました。
※記事内の情報は特に記載がない限り2022シーズンの情報となり、予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。