夏といえば海!ということで、子供を連れて台北近郊のビーチ「白沙湾海水浴場」に行ってきました。
その名の通り、きれいな白砂のビーチで有名な白沙湾。監視員のいる遊泳区域が設定されているので、海水浴デビューの我が子も安心して海遊びができました。
この記事では白沙湾海水浴場へのアクセス方法やビーチの様子、設備などの情報をシェアします。
台北メトロの終点・淡水駅からバスで1時間弱で行けるので、台北から日帰りでのおでかけにもってこいのビーチです。それではいってみましょう!
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白沙湾海水浴場の位置、アクセス方法
台湾には白沙湾と名の付く有名なビーチが2か所あり、こちらの白沙湾は台北郊外の新北市・石門区に位置しています(もう一か所は台湾南部の墾丁のほうにあります)。
淡水から北に20キロほどのところにあり、近くには台湾最北端に立つ富貴角灯台も。また、淡水から白沙湾まで行く途中には、もうひとつの人気ビーチ「浅水湾」があります。
台北市内から白沙湾海水浴場への行き方
台北メトロ(MRT)淡水駅からバス利用
台北メトロ淡水信義線(レッドライン)の終点・淡水駅から白沙湾海水浴場へは以下のバスでアクセスできます。
■淡水客運 862番(基隆行き)、863番(金山行き)
■台湾好行 716番(皇冠北海岸線)
いずれも淡水駅2番出口に近いバス乗り場(画像)から乗車し、*北観風景区管理処(北觀風景區管理處)バス停または白沙湾バス停で下車。
乗車時間は道路状況にもよりますが、渋滞がなければ40~50分程度です。
※白沙湾ビジターセンター(遊客中心)を目指すなら、北観風景区管理処バス停で降りた方が近いです。
台北市内から車利用 ~ 休日は駐車場が混雑するのでお早めに
台北市内から車で行く場合は台2乙線で關渡~竹圍方面に進みます。竹圍を過ぎたら淡水の手前、台北メトロ紅樹林駅のところから淡海ライトレール沿いに走る台2線(淡金路)に入り、あとはひたすら道なりに進むと白沙湾に到着します。
白沙湾海水浴場の駐車場の場所は、北観風景区管理処バス停を過ぎるとすぐに出てくる「信号のある交差点」を左折すると、すぐに第一駐車場が見えてきます。
第一駐車場が満車の場合は、その先の少し離れたところに第二駐車場があります。
駐車料金は2022年7月現在、第一、第二駐車場とも無料ですが、休日は混雑しますので早目の到着がベターです。
筆者が訪れた日曜朝は8時半ごろで第一駐車場は満車、第二駐車場はまだガラガラでしたが、昼前にはいっぱいで、路肩にも路上駐車の車がびっしりでした。
白沙湾海水浴場の駐車場は第一、第二とも高台にあり、そこからビーチに下りて行く感じになります。
上の画像は第二駐車場からビーチに下りる通路なのですが、ご覧の通りビーチの遊泳区域(白いテントのようなものが並んでいるとこと)まで距離があります。
第一駐車場は遊泳区域に近いので、できれば第一駐車場のスペースをゲットしましょう。
<白沙湾海水浴場>
・開放時間:09:00 - 17:00(5・6・10月)/ 09:00 - 18:00(7・8・9月)
・ウェブサイト:白沙湾
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白沙湾海水浴場、ビーチの様子や設備
ここからは白沙湾海水浴場のビーチ、遊泳区域(水遊びエリア)の様子やトイレなどの設備を紹介していきます。
現地で日よけとゴザをレンタル、人気の砂浜側は早目に!
白砂湾海水浴場のビーチに着いて、まず目を引くのは砂浜に並んでいる白いテント(タープ)のような区画。
これは何かというと、レンタルの日よけスペースで海水浴客が自分の荷物を置いたり、ここで休憩したりできるスペースなんです。
広さ1坪(畳2枚分)ほどのスペースですが、ゴザも貸してもらえるので、ここにゴザを敷き荷物を置いて海水浴を楽しむことができます。
借り方は簡単で、上の画像の帳篷出租(テントレンタル)と書いてあるところに行って、レンタル料金を払えば、ゴザを渡してくれます。
ゴザを受け取ったら、あとは空いている好きなスペース(ゴザのないところ)に自分のゴザを敷いて完了。レンタル料金は2022年7月現在、1区画350元(1日)でした。
ちなみにスペースは2~3列あるんですが、やはり海の目の前の列が人気らしく、筆者が到着した朝8時半ごろはまだ空いていましたが、時間がたつにつれ前列から埋まっていき、昼前には後列もかなり埋まっていました。
水遊びはロープで区画されている遊泳区域内で
日よけスペースをレンタルしたら、いよいよビーチで海遊びの時間です。
筆者が訪れたのは日曜だったんですが、休日だけあって多くの家族連れで賑わっていました。
ちょっと見えにくいですが、画像の左側にロープが張ってはり、ロープから右側が「玩水區」と呼ばれる水遊びエリアになります。
ロープの左側はサーフィン、カヌー、ボディボードのエリアです。水遊びのエリアとちゃんと分けられているのはいいですね。
ちょうどロープの起点あたりにテントがあり、監視員さんが見ているので子供連れでも安心して海水浴を楽しめます。
ただし、白沙湾はロープで区画されている水遊びエリア内でも、波打ち際から離れると小さい子には深くなりますのでご注意ください。
海水浴場の設備、トイレやシャワーはビジターセンターのそばに
白沙湾海水浴場のビーチにはこのように、「海の家」ほどではないものの、ドリンクや軽食を出している屋台や水着や浮き輪などの海水浴グッズを販売するお店が数軒並んでいます。
バスが通っている道沿いを含め、ビーチ周辺にはコンビニがなかったので、あらかじめ用意していない場合はこういった屋台、または道路沿いの個人商店と海の家を兼ねたようなお店で調達する形になります(ビジターセンターのそばに自販機はありました)。
ゴムボートや大きな水遊びグッズのレンタルもありました。
ビーチ後方の坂を上ると、ビジターセンターやトイレ、シャワーのある建物が。
上の画像がトイレで、トイレの入り口前にはコインロッカーも完備。
次の画像はコイン式の足洗い場(1回10元、時間は1~2分)。
足洗い場の裏側にはロッカーを備えた有料の温水シャワーがあり、料金は1人50元です。
トイレの前の通路を反対側に出た、こちら側が建物の正面。
ビジターセンターはこちら側にありますが建物内ではなく、プレハブのような20フィートコンテナのようなところでした。仮設なのかな?
ビジターセンターの傍らには、「BOBO CAFE」というキレイなカフェもあり、
画像は開店前(営業時間11:00 - 18:00)のものですが、昼前に通ったらなかなか繁盛していました。
その際にガラス張りの店内を覗いてみたところ、なかなかいい雰囲気でしたよ。今度入ってみたいな。
おわりに 台北から近い白沙湾は子連れにもおすすめです
ということで、台北近郊の新北市・石門区にあるビーチ、「白沙湾海水浴場」の紹介でした。
7月の暑い最中でしたが、青い空に白い砂浜のコントラストがいい感じで、個人的にも久々に海を楽しんだ気がします。
4歳の娘も海水浴デビューながら、最初は怖がっていたものの徐々に楽しくなってきたようで、ニコニコしながら浮き輪を持って海を満喫してくれてよかったです。
これから台北近郊で海水浴を検討している方は、白沙湾を試してみてはいかがでしょうか?
白砂湾海水浴場の子連れにうれしいポイント
■淡水から路線バスで40~50分と、台北から日帰りしやすい
■日よけスペースをレンタルできるので、テントやタープの持参不要
■水遊びできる区域とサーフィン、ボディボードができる区域が分けられている