2022年12月の一時帰国で利用した台湾のLCC、タイガーエア台湾(関空→台北)の搭乗記です。
大人2名と4歳児1名の親子3名で、関西国際空港から台北・桃園国際空港までの空の旅。
関空のターミナルやチェックイン、荷物、機内食の情報など、まとめてシェアします。
よかったら、ぜひチェックしてみてください!
当日の搭乗便情報
搭乗日:2022年12月11日(日)
便名:IT211便
大阪(関西国際空港) 16:30 発 - 台北(桃園国際空港) 18:55着
※予約時は出発時刻14:00だったのが、日本への出発10日前に16:30に変更となりました。
▶ タイガーエア台湾:台北(桃園)発・関空行きの記事をチェックしてみる
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タイガーエア台湾:関空のチェックインは第1ターミナル
搭乗する当日は出発時刻2時間30分前の14時ごろ関空に到着した筆者と家族。
第1ターミナルに入り、掲示板をチェックすると台北行きのタイガーエアIT211便のチェックイン手続きが始まっているとのことで、さっそくカウンターへ。
※タイガーエア台湾はLCCですが、関西国際空港でのチェックイン手続きは第1ターミナルで行います。
タイガーエア台湾・IT211便(関空→台北)のチェックイン手続き
関空のチェックインカウンターは各レーンにアルファベットが付いていて、タイガーエア台湾のチェックインはBカウンター。
我々がチェックインカウンターに着くと、日本に出発する日のガラガラだった桃園空港のカウンターとは打って変わり、すでに行列ができていて、ほぼ台湾人のツアー客のようでした。
自分たちの番になり家族全員分のパスポートを提示して、チェックイン手続きをします。あと、筆者は台湾に居住しているので、居留証の提示も求められました。
預け荷物の方は事前に25㎏まで購入していたんですが、カウンターで量ってみたら20㎏にも満たず問題なし。
台湾に帰る便は日本行きの便のようにVisit Japan Web登録のチェックもなく、チェックイン手続きは概ねスムーズでした。
タイガーエア台湾の機内持ち込み荷物について
タイガーエア台湾、関空発の台北行きIT211便。チェックイン時に預け荷物のほか、機内に持ち込む荷物も確認されます。
機内に持ち込める手荷物はサイズ54cm×38cm×23cm未満のものと手回り品の合計2点まで。
重量は2点の合計で10㎏以内となっていますので、注意が必要です。
そのほか、タイガーエア台湾の機内に食べ物、飲み物を持ち込んで飲食することはできませんので、ご注意ください。
チェックインや荷物、機内食などの詳細については、タイガーエア台湾ウェブサイトでご確認ください。
注意:関空第1ターミナルは改修中で食べ物屋さんが少ないです
2023年4月12日の時点で、関西国際空港第1ターミナルは改修工事中のためレストラン、食堂などが非常に少ないです。
我々はちょっとしたフードコートのようなところで食べましたが、席数も限られていますので、特にランチなど混み合う時間帯はご注意ください。
▶ 関西国際空港ウェブサイト:一部施設や店舗の休業・営業時間の変更について
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タイガーエア台湾・関空→台北(桃園)搭乗記
タイガーエア台湾、関空発の台北行きIT211便の旅。チェックイン手続きが済んだら保安検査、出国手続きをして搭乗口に移動します。
保安検査と出国手続きともに、混雑している様子はなくスムーズでした。
この日、タイガーエアIT211便の搭乗口は12番。
関空の国際線搭乗口1~16番は北ウイングにありますので、出国審査後にシャトルで北ウイングへ移動します。
ちなみに、2022年12月11日の時点で北ウイングにある免税店「KIX DUTY FREE 北ウイング中間店」が休業となっていたためか、
あるいは、「たまたま出発便の時刻が重なってお客さんが多かっただけ」かは分かりませんが、
北ウイングに移動するシャトル乗り場前にあった免税店(お土産店)が、日本のお菓子を買い求めるお客さんで大混雑していました。
筆者もお土産に何点かお菓子を買ったんですが、レジで会計できるまで15~20分ほど並びましたので、搭乗直前にお土産を購入する場合は、時間に余裕を持っていた方が良いと思います。
お土産を買って搭乗口12番まで来ると、まもなく機内への案内開始のアナウンスが入り、
アッパークラスと小さい子供連れの乗客から順に搭乗開始。
我が家も4歳の子供を連れていたので、早めに機内に入ることができました。
関空発の台北(桃園)行き、タイガーエア台湾IT211便の機材はエアバスA320、座席のレイアウトは真ん中の通路を挟んで3席・3席です。
機内は満席で、チェックインの時に見かけたツアーの人たちを含め、ほぼ台湾の人でした。
日本人の客室乗務員はいませんでしたが、日本語が話せるスタッフが乗務していて、もちろん日本語の機内アナウンスもあります。
そして、我々を乗せたタイガーエアIT211便は定刻で関西国際空港を出発。台北まで約3時間半の空の旅です。
シートに関しては、台北から関空行きの記事に書いたんですが、ピッチは広くありませんが、身長170センチ台の筆者でも、個人的にはそんなに窮屈さを感じませんでした。
フライト時間が長くないのも、きっとあるんでしょうけど。
機内誌は台北発の便と同じく、
- Tiger Safety・・・安全のしおり
- Tiger Tales・・・旅関連の読み物
- Tiger Shop・・・機内販売(免税品など)
- Tiger Bites・・・機内販売(食事・ドリンクのメニュー)
このラインナップです。
機内エンターテインメントはなかったので、イヤホンなどはありません。
また上述した通り、外から食事・ドリンクを持ち込んで飲食することはできませんので、必要な場合は事前に予約しておくかTiger Bitesにある商品を機内で購入する必要があります。
関空→台北便で食べた機内食を紹介!
機内食の提供・販売は離陸後にシートベルト着用サインが消えて、しばらくすると開始されます。
我々はIT211便のフライト時刻が変更になり、台北・桃園国際空港到着が18時55分となったため、
「台北に着いてから子供に夕飯を食べさせるのは遅い」
ということで、今回は日本にいる間に機内食を予約しました。
予約したのは「焦がし葱鶏肉ご飯(ジーローハン)」と「台湾式サクラエビ入り炒めビーフン(焼きビーフン)」のセットミール(上の画像)。
料金はどちらも1食360台湾元(日本円→約1,550円※当時のレート)でした。
機内食は予約したお客さんから提供が始まります。予約した人は確認のため航空券を提示するようアナウンスがありますので、サービスが始まったら用意しておきましょう。
機内食のセットメニュー内容は食事(1プレートならぬ1ボックス)、「キャンディポピー・コーティング・ポップコーン- アヒルの塩漬け玉子」にペットボトルのソーダ水が1本付いていました。
ドリンクはタイガーエア台湾ウェブサイトでは、紙パックのレモンティーが出てたんですが、これは路線とかにによって変わるのかもしれません。
機内食を予約していない方は、機内で購入することも可能です。
予約メニューのお得なセットはありませんでしたが、一般的な機内食メニューのほかカップ麺、おにぎりなどもありました。
あと、ポップコーンの「アヒルの塩漬け玉子~」は一瞬「えっ?!」という感じですが、味は意外に甘くて美味しかったです。
「ジーローハン」、ウェブサイトの写真とは雰囲気が若干違い、また鶏肉もゴロっと入っていましたが味はまずまずでした。
「焼きビーフン」は麺が好きな子供にすぐ持って行かれ写真が撮れませんでしたが、特に辛いとか言わず美味しそうに食べていました。
機内食について・・・
行きの便では「機内食をネットで追加予約する場合は、出発48時間前までの受付が必要ということを知らず、前日に予約を試みたけど買えなかった」という経験があったので、
帰りの便では早めに予約したんですが、やはりその方がメニューの選択も多いし、セットメニューを予約できて少しお得だったと思います。
そうこうしている内に、関空を出発したタイガーエアIT211便は、定刻より早めの18時30分すぎに小雨降る台北・桃園国際空港に到着。
コロナ前はタイガーエア台湾を含め、LCCで桃園空港に着くと直接、駐機場ではなく飛行機を降りたらバスで空港ビルまで移動することが多かったように思うんですが、
このときはバスに乗らずに直接、ボーディングブリッジから空港ビルに入ることができました。
そこから台湾の入国手続き、荷物のピックアップは比較的スムーズで、到着ロビーに出てモバイルWiFiを返却して家路につきました。
タイガーエア台湾:関空→台北便まとめ
ということで、2023年12月の日本一時帰国で利用した台湾のLCC、タイガーエア台湾の関空発・台北(桃園)行き、IT212便の子連れ搭乗記でした。
最後に、今回のフライトを振り返って、個人的に思ったことをザックリ書いていきます。
フライトの時間帯・・・「もともと14時の出発が16時半に変更された」ということで、これは人によりますが、筆者としては当日の朝に少しゆっくりできてよかったです。
ただ、桃園到着が今回は18時半で、市内までの移動時間を考慮してもまだ許容範囲でしたが、翌日からの幼稚園などを考慮すると、我が家にとってはこの時間が限界かと。
フライトの長さに関して・・・自分の子供を見る限りだと途中寝たりもしていますが、
「2時間半~3時間半という時間なら小さい子でも何とか許容範囲かな」と思います。
機内食・・・よかったところは、「事前に予約したので、買いそびれる心配がない」、あと「事前予約だと選択肢が比較的豊富で、お得なセットも購入できた」という部分。
残念な部分、あえて言うなら子供用のメニューが選べない(ない)ところですね。
その他・・・これも行きの便に関する記事でも書きましたが、食べ物・ドリンクを持ち込んでの飲食は不可なのに、コッソリ食べている輩が複数いたこと。
自分はかつて同じタイガーのマカオ行きで、知らずにジュースを出してしまい注意された経験があるので、こういうのはあまり見たくないですね。
以上、関西国際空港から台北・桃園国際空港行きのタイガーエア台湾・IT211便の搭乗記でした。
お読みいただき、ありがとうございます!