台北市にある観光名所「忠烈祠」の行き方を、毎日通勤で近くを通る筆者がわかりやすく解説します。
このほか、忠烈祠観光のハイライト「衛兵交代式」の時間や見どころもあわせて紹介します。
忠烈祠観光を計画している方は、事前にこの記事を見ておけばバッチリ!だと思います。。。
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そもそも「忠烈祠」って?読み方は?
忠烈祠の正式名称は「国民革命忠烈祠」と言い、中華民国(台湾)のために身を捧げた英霊を祀るための施設です。
開放時間は毎日午前9時から午後5時まで、入場は無料です。
公式サイトによると、台北の忠烈祠は1967年12月に着工、2年後の1969年3月に落成しました。
祀られているのは辛亥革命などに携わった「革命烈士」や日中戦争で戦った「抗日将士」、中華民国の軍人、警察官、消防士などの公務員、さらに民主運動家や文人なども祀られています。
また、数は少ないものの外国人も祀られており、中には一人だけ日本人の山田良政という人物も祀られています。
台湾各地にある「忠烈祠」
忠烈祠は台湾各地に約20か所ありますが、その総本山とも言えるのが台北の忠烈祠です。
台北の忠烈祠は中央政府が管轄しており、現在は中華民国の国防部後備司令部が管理しており、毎年春と秋の2回(3月29日と9月3日)、国家元首である総統が出席する慰霊祭が行われています。
忠烈祠の読み方は「ちゅうれつし」
忠烈祠は日本語読みすると「ちゅうれつし」。
中国語読みだと「Zhōngliè cí」、”ジョンリエツー”みたいな感じになります。
これは中国語で国のために犠牲になった人などを指す「忠烈」、そして神様などを祀る「祠(し・ほこら)」という意味です。
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忠烈祠のアクセスはバスが基本
忠烈祠の正式な住所は台北市中山区北安路139号。
台北市の有名なホテル「圓山大飯店(グランドホテル)」が建つ「圓山」という山の麓にあります。
そんな忠烈祠に公共交通で行く場合、基本はバスの一択。
なぜかと言うと、台北メトロ(MRT)の最寄駅は淡水信義線(レッドライン)「圓山駅」または「剣潭駅」ながら、どちらの駅からも歩いていくには遠いんです。
そこで、今回はMRT圓山駅または台北駅(台北車站)からバスで忠烈祠に行く2通りの方法を紹介します。
でも、「バスで行くのはちょっと、、、。」という方にはツアーもおすすめです。
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MRT圓山駅から(紅2、42区、208、247区、287区)
忠烈祠への行き方で、最も定番と言えるのが台北メトロ(MRT)「圓山駅」からバスで行く方法。
圓山駅からだとバスの種類が多く、運行頻度も比較的高いため便利です。
バスは紅2、42区、208、247区、287区、いずれかの番号のバスに乗り、4つ目の「忠烈祠」バス停で下車(”区”はバスの種類で区間車という意味)。
バスはそれぞれ終点が異なるものもありますが、忠烈祠までは同じルートなのでバス停の数は同じです。
ポイント
各バスの行き先
- 紅2・・・汐止社后
- 42区・・・大直
- 208・・・大直
- 247区・・・東湖
- 287区・・・東湖
中でも208と287区は本数が比較的多いです。
バス乗り場は圓山駅1番出入口を出て、前方左側にあります。
圓山駅のバス乗り場は、駅から見て左右に乗り場があるので注意が必要です。上の画像を参考に、忠烈祠方面は左側の乗り場から乗りましょう!!
台北駅(台北車站)から
台北駅から行く場合は、247番または「内湖幹線」というバスで忠烈祠に行けます。
特に「内湖幹線」は運行頻度が高く便利です。
バスは台北メトロ(MRT)M6出入口前にある「台北車站(忠孝)」バス停から乗車。「忠烈祠」バス停で下車します。
忠烈祠観光のハイライト「衛兵交代式」
さて、ここからは忠烈祠の見どころを紹介します!
忠烈祠を観光に訪れたら、絶対に外せないのが「衛兵交代式」。
「儀仗隊」と呼ばれる衛兵たちの一糸乱れぬ動きや、銃剣を使用したパフォーマンス「ライフルトス」は一見の価値ありです!
行進は入口である大門のところからスタートし、お寺で言うと本堂のような大殿まで行ったところで衛兵が交代。その後、ふたたび大門のところまで行進し、最後は銃剣を使ったパフォーマンスを披露して終了します。
全行程およそ15分ほどのパフォーマンスは、1時間に1回だけですので、時間を合わせて行くのがおすすめです。
衛兵交代式は午前9時から午後5時まで、1時間ごとに行われます。
ただし、最終回は午後4時40分にスタートしますので、夕方に行こうと思っている方はご注意ください。
また、雨天の場合は衛兵交代式の内容が変更になる可能性があります。
ポイント
- 衛兵交代の時間は午前9時から午後5時までの毎正時(00分)
- 最終回だけ午後4時40分スタートなので注意が必要
- 雨天の場合は内容が変更になる可能性あり
衛兵の制服にも注目
忠烈祠を守る衛兵(儀仗隊)は半年ごとに陸・海・空軍が交代で担当しています。
そのため、担当する軍によって制服が異なり、これを見るのも忠烈祠観光の楽しみの一つです。
ちなみに制服は陸軍がグリーン、空軍は青、海軍は季節により白または黒の制服を着用しています。
制服以外の手袋、銃剣、靴などの装備は各軍共通だそうです。
衛兵交代以外の見どころと施設
前項では衛兵交代式を紹介をしましたが、忠烈祠の見どころは、それだけではありません。
大殿の中には入ることはできませんが、大殿に向かって左側の「武烈士祠」、右側の「文烈士祠」は参観可能。
ただし、英霊の位牌が置かれている場所であり、写真撮影は禁止されていますのでご注意ください。
また、大殿を取り巻く回廊にはかつて国軍が勝利を収めた「棉湖戦役」、「古寧頭戦役」の様子を伝えるレリーフが展示されており、中華民国という国の歴史を窺い知ることもできます。
綺麗なトイレや休憩スペースも完備
忠烈祠には売店・土産物店はありませんが、トイレや飲料水を汲める「飲水器」は完備されています。
大門から入場してすぐ右側の建物に休憩できるスペースがあり、ここには自販機や飲水器があります。飲水器にコップなどは備え付けられていないので、利用する方はマイボトルを持参しましょう。
また、休憩スペースの奥には綺麗なトイレもあり、親子用トイレも完備されています。
忠烈祠観光で注意したいこと
最後に、忠烈祠を観光する際の注意事項として、以下を挙げておきます。
注意ポイント
- 大殿に入るときは脱帽すること
- 武烈士祠、文烈士祠の中は撮影禁止
- 近くにコンビニなどはないので、飲料水(マイボトル)は事前に用意しておくこと
- 毎年3月29日と9月3日の前日と当日午前は一時入場制限あり
まず、大殿に入るときの脱帽。
こちらは衛兵交代の際に、行進をフォローしていく方が多いですが、
英霊を祀っている場所のため、大殿に入る際に衛兵に付いているスタッフの方から、「脱帽(帽子を脱いでください)」と案内があります。必ず帽子を脱ぐようにしましょう。
続いては武烈士祠、文烈士祠での撮影禁止。
こちらも言うまでもありませんが、英霊を祀っている場所ですので、くれぐれもルールに従ってください。
そしてもう一つ、
忠烈祠は、「ここは本当に台北市内なのか?」と思うほど、まわりにコンビニなどが一切ない場所に位置しています。
コンビニは台北メトロ(MRT)圓山駅か大直駅の方まで行かないとありませんので、ご注意ください。
最後の3月29日と9月3日の入場制限については、前述した春と秋の慰霊祭があるため、前日から当日の午前中まで入場できませんのでご注意ください。
ということで、台北の忠烈祠への行き方や衛兵交代式の時間まとめでした。
それでは、忠烈祠の観光を楽しんでください!










