台湾桃園空港でのタクシー利用方法、桃園空港から台北や各地へのタクシー料金情報などを紹介します。
桃園空港から台北市内への移動はMRT、リムジンバスなどもありますが、荷物が多いときや子供連れだとタクシーの方が便利ですよね。
ただ、空港から市内までのタクシー料金や乗り方がわからず、敬遠している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では通常の桃園空港タクシーのほか、固定料金の送迎タクシー情報もシェアします。桃園空港でタクシー利用を検討している方の参考になればうれしいです。
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桃園空港のタクシーについて
桃園空港オフィシャルのタクシーは「桃園エアポートタクシー(桃園機場計程車/桃園機場排班計程車)」です。空港のタクシー乗り場で待機しているのはこのタクシーになり、それ以外のタクシー会社は予約してある場合を除き、客待ちはしていません。車体の色は台湾のタクシーで定番の黄色です。
乗り場は桃園空港第1ターミナル(T1)、第2ターミナル(T2)両方にあり、料金の計算方法はメーター制。
桃園空港には通常のタクシー以外に送迎タクシーもあります
あと、桃園空港では桃園エアポートタクシーのほかに送迎タクシー、いわゆる「運転手付き送迎サービス」も利用することが可能です。
こちらは空港から目的地まで固定料金で送迎するサービスで、到着ロビーにあるカウンターや旅行会社などで手配できます。桃園空港から台北市内までは1台1100~1200元程度の固定料金が設定されていることが多く、タクシーより安く上がる場合がありますので検討する価値はあると思います。
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桃園空港からのタクシー料金(目安)
《2023年10月末時点での桃園空港から各地へのタクシー料金》
- 台北市内・・・1200~1900元(JPY5500~8800円)
- 新北市・・・1000~2000元(JPY4600~9250円)
- 基隆市・・・1700~2200元(JPY7800~10200円)
- 高鉄(台湾新幹線)桃園駅・・・380~420元(JPY1750~1940円)
- 桃園市・・・600~1500元(JPY2770~6940円)
- 新竹市 / 新竹県・・・1400~2200元(JPY6470~10200円)
円安が続いているため、日本円に換算すると意外に高く感じますが、複数人数でシェアすれば比較的安く移動できます。
上記料金は目安です。上述の通り桃園空港タクシーの料金はメーター計算になり、道路状況などで変動する場合があります。あらかじめご承知おきください。
タクシー料金の支払い方法:クレジットカードや電子決済も利用可能
桃園空港タクシーは多様な支払い方法に対応していて、現金のほか各種クレジットカード、電子決済も利用することができます。
《桃園空港タクシー支払方法》
- 現金(TWD)
- クレジットカード・・・Visa、Master、JCB、AMEX、UnionPayほか
- 電子決済・・・Apple Pay、LINE Pay、Google Pay、街口支付ほか
桃園空港のタクシー乗り場・乗り方
桃園空港のタクシー乗り場は各ターミナルとも到着口に近く、わかりやすい位置にあります。第1、第2ターミナルいずれも到着ロビーに出たら、「計程車(タクシー)」という案内標示に従って進みましょう。
桃園空港第1ターミナル(T1)のタクシー乗り場
桃園空港第1ターミナル(T1)のタクシー乗り場は、到着ロビーのある1階の外側、12番スポット。到着後にスーツケースをピックアップしたら、到着ロビー(入境大廳)に出て「計程車(タクシー)」の標示の方向に進むとタクシー乗り場があります。
タクシー乗り場にはカウンターがありますので、そこにいるスタッフに行き先を告げて乗車します。メーター制なので、料金は到着時に支払います。
桃園空港第2ターミナル(T2)のタクシー乗り場
桃園空港第2ターミナル(T2)のタクシー乗り場も到着ロビー階である1階の外側、26番スポット。
第2ターミナルのタクシー乗り場は道路の中間に設置されているため、横断歩道を渡って行く必要があります。
桃園空港の送迎タクシーについて
上述の通り、桃園空港には通常のタクシーのほか、固定料金の送迎タクシーもあります。送迎タクシーは空港タクシーのように黄色の車体ではなく、黒やグレーなど一般車両のような車体カラーです。
この手のサービスは無許可の白タクと違い、旅行会社などが運営していることが多く、ドライバーや車両はきちんと許可を受けていますので、安心して利用することができます。
桃園空港の到着ロビーで送迎タクシーを手配する方法
桃園空港の到着ロビーには、送迎タクシーを手配してくれるカウンターがあります。送迎タクシーのカウンターはタクシーを指す「計程車」、レンタカー・リースを指す「租賃車」の標示があるところです。画像は第1ターミナルの送迎サービスカウンターで、複数の業者が同様のサービスを提供しています。
カウンターには「計程車」の表示がありますが、このカウンターで一般的な空港タクシーの手配はしていません。空港タクシーは直接乗り場に行く必要があります。
カウンターの前には「台北・1000元」とか「1100元」といった案内を出しているところもありますので、そのスタッフに目的地を告げれば車両を手配してくれます。中国語が苦手な方は英語で尋ねるか、「台北 専車 固定費用」など紙に書いて見せれば手配してくれます。
私が10月1日に利用したタイガーエア2213便は午前中に桃園空港に到着したんですが、送迎タクシーのカウンターには画像の「桃園機場(空港)→台北 NT1000」という表示が出ていました。スタッフに尋ねたら、午前中だけの割引とのこと。
せっかくなので利用してみたところ、私の目的地である淡水は郊外のためプラス100元。都合1100元でした。
申し込みは通常その場で目的地などをフォームに記入するんですが、私が利用した際にスタッフに尋ねたところ、目的地の住所がわからなくても、ホテル名を教えてもらえればOKとのことでした。
第2ターミナルの送迎タクシー手配カウンターも到着ロビーに出たらすぐの場所にあります。
カウンター以外の場所で金額を書いた案内を持っている人がいたら、白タクの可能性があります。送迎タクシーは必ずカウンターで手配しましょう。
事前に桃園空港発の送迎タクシーを予約する方法
桃園空港の送迎タクシーはオンライン旅行予約サイトのKKdayやKlookなどでも手配できます。これらのサービスは空港から市内だけでなく、市内から空港行きのサービスも選択可能。台北市内の宿泊先からドア・トゥ・ドアで空港まで移動できて便利ですよ。
価格帯も安いプランなら片道900元(JPY=約4200円)前後。固定料金でメーターを気にする必要もなく安心です。
私も去年の年末、日本一時帰国から台湾に戻った時、KKdayの空港送迎タクシーを利用しました。その時は桃園空港から台北郊外の淡水まで乗車して基本料金が870元、淡水は郊外だったため追加料金300元、さらにオプションでチャイルドシート200元を追加しましたが、それでも合計1370元(JPY=約6370円)でした。
また、その時に手配された車はラッキーなことに広めのODYSSEYで、幼児を含めて3人の私たちにはとても快適でした。
桃園空港タクシー利用ガイド:まとめ
ということで、台湾桃園空港のタクシー利用方法、桃園空港から台北や各地へのタクシー料金情報などをシェアしました。
桃園空港から台北市内の移動手段はMRTやリムジンバスもありますが、荷物が多めだったり、子連れの場合はタクシーが便利です。
空港タクシーの料金はメーター制ですが、2~3人でシェアすれば台北市内まで比較的安く移動できます。また、通常の空港タクシー以外に固定料金の送迎タクシーもあり、こちらは台北まで1台1000元~1200元程度です。
送迎タクシーはきれいでグレード高めな車両が多いので、検討する価値はあると思います。
以上、お読みいただき、ありがとうございました!