台湾の台北と台中、台南、高雄を結ぶ台湾新幹線(台湾高速鉄道:略すと高鉄)。
日本の新幹線に比べると料金が安く、台北から高雄まで普通指定席だと1,490TWD(約7,048JPY)で行くことができます。
台北から高雄までの距離は約340km、これは日本の東海道新幹線に置き換えると東京〜名古屋ほどになり、この区間の「のぞみ」普通指定席を使うと料金は13,280円なので、かなりお得感がありますよね。
この記事では、そんな台湾新幹線の料金に関する情報をまとめました。
各駅間の料金がいくらなのかが、すぐにわかるだけでなく、外国人向けの割引を含むお得なチケット情報もシェアします。
台湾旅行で新幹線の利用を考えている方は、ぜひご参考にどうぞ。
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はじめに:台湾新幹線の料金区分
はじめに、台湾新幹線の料金区分について説明します。
台湾新幹線の料金は基本2種類。いわゆる大人用の「一般きっぷ」と子供用の「優待きっぷ」に分けられ、優待きっぷは通常料金の半額。
6歳未満で座席を使用しない幼児はきっぷ不要です。
台湾新幹線の料金区分
- おとな運賃(一般きっぷ):12歳以上の旅客
- こども運賃(優待きっぷ:通常料金の半額):6歳以上、12歳未満
- 6歳未満で座席を使用しない幼児はきっぷ不要
注意ポイント
- 6歳以上、12歳未満で身長150cm以上の子供は身分証の提示が必要です。
- 6歳未満でも身長115cm以上の子供は身分証の提示が必要です。
- 6歳未満でも座席を利用する場合はこども切符の購入が必要です。
- 上記以外でも身分証の提示を求められる場合がありますので、パスポート等のご用意をおすすめします。
台湾新幹線の予約・発券方法は、以下の記事で解説しています↓↓↓
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参考台湾新幹線の予約・発券方法を解説:オンラインで簡単!
台湾で”高鉄”と呼ばれている台湾新幹線(台湾高速鉄道)のチケット予約・発券方法を解説します。 速達タイプの列車なら台北~高雄間を約1時間半という速さで結ぶ台湾新幹線は、 台湾国内を効率よく移動できる便 ...
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台湾新幹線の料金早見表
さて、ここから台湾新幹線の料金表を紹介します。
料金表は「おとな指定席」、「おとな自由席」、「こども指定席」、「こども自由席」の4つの表があり、
さらに指定席は「一般車両(標準車廂)」と日本のグリーン車にあたる「ビジネス車両(商務車廂)」に分かれています。
基本的な座席のレイアウトは日本の新幹線と同じく、一般車両が3+2列、ビジネス車両2+2列です。
おとな指定席料金表
台湾新幹線、おとな指定席料金の早見表です。
台北駅から主要な駅までの普通指定席料金と日本円の目安を以下で紹介します。
ちなみに台湾の新幹線は日本のように「運賃+特急料金』といった形になっておらず、表示されているものが目的地までの料金になります。
参考:おとな普通指定席
- 台北駅〜桃園駅:160TWD(約757JPY)
- 台北駅〜新竹駅:290TWD(約1,372PY)
- 台北駅〜台中駅:700TWD(約3,311JPY)
- 台北駅〜台南駅:1,350TWD(約6,386JPY)
- 台北駅〜左営駅:1,490TWD(約7,048JPY))
1TWD=4.7305で計算しています。
こども指定席料金表
今度はこども指定席料金の早見表です。
以下は台北駅と主要な駅間のこども普通指定席料金になります。
参考:こども普通指定席
- 台北駅〜桃園駅:80TWD(約378JPY)
- 台北駅〜新竹駅:145TWD(約686PY)
- 台北駅〜台中駅:350TWD(約1,656JPY)
- 台北駅〜台南駅:675TWD(約3,193JPY)
- 台北駅〜左営駅:745TWD(約3,524JPY))
1TWD=4.7305で計算しています。
おとな自由席料金表
続いては、おとな自由席料金の早見表です。
お気づきかもしれませんが、
例えば台北〜高雄(左営)までは、普通指定席料金が1,490TWDだったのに対し、自由席は1,445TWDと、わずか45TWD(約213JPY)であまり差がありません。
そのため、「指定席が売り切れていた」場合を除き、指定席のきっぷを購入するのがおすすめです。
参考:おとな自由席
- 台北駅〜桃園駅:155TWD(約733JPY)
- 台北駅〜新竹駅:280TWD(約1,325JPY)
- 台北駅〜台中駅:675TWD(約3,193JPY)
- 台北駅〜台南駅:1,305TWD(約6,173JPY)
- 台北駅〜左営駅:1,445TWD(約6,836JPY))
1TWD=4.7305で計算しています。
こども自由席料金表
こども自由席料金の早見表です。
参考:こども自由席
台北駅〜桃園駅:75TWD(約355PY)
台北駅〜新竹駅:280TWD(約1,325JPY)
台北駅〜台中駅:335TWD(約1,585JPY)
台北駅〜台南駅:650TWD(約3,075JPY)
台北駅〜左営駅:720TWD(約3,406JPY))
1TWD=4.7305で計算しています。
台湾新幹線には早期割引料金もあります
ここまで通常料金を紹介してきましたが、台湾新幹線には「早期割引チケット」という早割りもあります。
早割チケットは発売開始日(通常は乗車日の29日前)から乗車日の5日前までの期間・数量限定発売。
割引率は3種類あり、いちばん安いきっぷは35%オフ、続いて20%オフ、10%オフ。
早割チケットがある列車は、画像のように予約画面に「早割 XX%」と表示されます。
台北〜高雄の場合、通常料金は1,490TWDですが、
最大の35%割引なら965TWD(525TWDお得)、20%割引なら1,190TWD(300TWDお得)、10%割引なら1,340TWD(150TWDお得)で購入できますので、早めに予定が組める方は狙ってみる価値ありです。
ポイント
台湾新幹線の早割チケット販売は発売開始日から乗車日の5日前まで
早割チケットは期間・数量限定販売(設定がない列車もあります)
割引率は35%、20%、10%の3種類
台湾新幹線の外国人向け割引チケット
前項で紹介した早割チケットは期間・数量限定となっているため、買えないことも多々ありますが、
台湾新幹線には外国人旅行客を対象としたお得なチケットがいくつか用意されています。
こちらは基本、空きがあれば好きな列車に乗車できるので、「確実に割引料金で買いたい」という方はこのチケットを事前予約するのがおすすめです。
通常料金の15%オフになる片道チケットのほか、乗り放題の周遊パスもあり、旅行のタイプに合わせて選べますよ。
外国人向け15%割引チケット(片道)
まず紹介するのは、通常料金の15%割引で購入できる片道乗車チケット。
台北〜高雄の普通指定席が通常料金1,490TWDのところ、15%割引の1,265TWD!225TWD(約1,065JPY)お得です。
台湾新幹線の外国人旅行客向け15%割引チケットは、オンライン旅行予約サイトのKlookやKKdayで予約できますよ。
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注意ポイント
台湾新幹線の外国人向け割引チケットは台湾に短期滞在(180日以内)する旅行客が対象です。
台湾の居留証をお持ちの現地在住者や180日以上滞在する方は対象外ですのでご注意ください。
外国人向け周遊パス(2・3・5日間乗り放題)
まだまだある外国人観光客向けのお得なチケット。
お次は台湾新幹線が有効期間中は乗り放題の周遊券!
周遊券には連続した3日間使える「3日パス」、7日間のうちに任意の2日間使える「フレキシブル2日パス」の2種類があります。
値段はそれぞれ3日パスが台湾新幹線(高鉄)公式サイトだと2,200TWD、フレキシブル2日パス2,500TWD。
台北〜高雄間の片道料金は15%の外国人割引でも1,265TWDなので、台北と高雄を往復すれば、それだけでも元を取ることができますね。
新幹線で台湾各地を旅行しようと思っている方に、とてもおすすめのチケットです。
さらに、KlookやKKdayなら周遊券が台湾新幹線のサイトよりも若干安い価格で出ている場合がありますので、先にチェックされるのをおすすめします。
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上記以外に、台湾新幹線と台湾鉄道(在来線)の両方に乗れる「ジョイントパス」という周遊券も販売されています。詳しい情報は台湾新幹線公式サイトまたはKlook、KKdayなどのオンライン旅行予約サイトをチェックしてみてください。
台湾新幹線の料金早わかりガイド:まとめ
ということで、台湾新幹線の各区間の料金とお得な割引チケット情報でした。
台湾北部の台北から南部の高雄まで、速達型の列車なら約1時間半で行ける台湾新幹線。
台北や台中、台南、高雄といった大都市をスピーディーに移動できる、とても便利な交通機関です。
また、台湾の新幹線は日本に比べると運賃が安く、とても使いやすいのも大きな特徴。
台北から高雄(左営)まで、通常料金でも日本円で約7,000円弱。早割や外国人割引を利用すれば、さらに安く旅行できますよ!
新幹線で効率よく台湾旅行を楽しみましょう!