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台湾シンプルライフマガジン、管理人のモト(@moto)です。今回は台北・寧夏夜市そばにある老舗の豆花店、「豆花荘」のおすすめメニューを紹介!
みなさんは台湾のスイーツと聞いて、何を想像しますか?
定番のマンゴーかき氷に豆花(ドウホァ)、タピオカミルクティー、最近は台湾カステラやサツマイモ団子を揚げた、地瓜球(QQ球)なども注目されてますね。
そんな数ある台湾スイーツの中で、筆者が好んでよく食べているのが、かき氷と豆花。
特にかき氷はマンゴーかき氷でなく、いわゆる台湾の「古早味」。あずきや白玉などをトッピングした、昔風の伝統的なかき氷が気に入っています。
そこで今回は、伝統的なかき氷と豆花の両方が味わえる、筆者お気に入りの豆花店、「豆花荘」を紹介します。
有名店なのでご存知の方も多いかもしれませんが、まだ食べた事のない方は、ぜひチェックしてみてください!
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台北・寧夏夜市そば、台湾スイーツの名店「豆花荘」
豆花だけじゃなく、かき氷も美味しい「豆花荘」とは?
台北の人気観光スポットとして、多くの観光客で賑わう「寧夏夜市」そばにある豆花店、「豆花荘」。
お店のサイトによると、かつて台湾南部・嘉義から台北県の新荘(いまの新北市新荘区)に移り住んだ荘さん一家が、家族で屋台を引きながら豆花を売り歩いたのが「豆花荘」のはじまり。
そこから苦労しながらも、「いつかは自分のお店を持ちたい」という夢に向かって、一生懸命に豆花を売った荘さん。苦労の甲斐あって、新荘で屋台が繁盛するようになったのち、念願を叶え現在の場所に開いたお店が「豆花荘」だそうです。
豆花荘へのアクセスはMRT雙連(双連)駅から徒歩またはバスで
お店の場所はよくガイドブックに出てくる台北の人気夜市、寧夏(ニンシャ)夜市のすぐ近く。寧夏夜市の入口から「民生西路」という、広い通りを渡ってすぐのところにあります。
最寄りのMRT駅は雙連(双連)駅になり、駅から徒歩だと10~15分ほど。歩くのがちょっと億劫なら、「民生幹線(原518)」というバスを利用するのもアリです。
この「民生幹線(原518)バス」は高頻度で運行されているので、とっても便利。雙連駅からなら「馬偕医院站」または「捷運雙連站」いずれかのバス停で「圓環」行きに乗車、降車するバス停は「静修女中站」バス停になります(雙連站バス停の次のバス停が静修女中です)。
住所:台北市大同区寧夏路49号
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台湾スイーツの老舗、「豆花荘」のメニュー・注文方法
画像が暗くてすみませんが、こちらが豆花荘のメニュー。価格帯は大まかに豆花が1碗45元から55元、かき氷は「刨冰」と呼ばれるノーマルな冰がトッピング4種類付きで70元、フワフワした「雪花冰」と呼ばれるかき氷はトッピング2種類付きで75元になっています。
豆花荘での注文方法、日本語メニューもあるので安心
注文は入口のところにあるカウンターで、口頭で行うスタイルになっています。口頭と言うと一瞬「えっ?中国語?」と身構えてしまうかもしれませんが、メニューには日本語も併記されているのでご安心を。
はじめに「豆花」や「かき氷」など注文を店員さんに告げて代金を払います。かき氷を注文した場合は、そのあとガラスケースの中にあるタピオカや湯圓(白玉)、あずきなどのトッピング材料から好きなものを選びます。
かき氷も豆花もその場で盛り付けてくれるので、出来上がりを受け取ったら、空いている席をゲットして食べましょう!
1階の客席が満席の場合は、2階にも席がありますよ。2階にはお店の奥にある階段から行く事が出来ます。
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豆花荘でオススメしたい台湾スイーツはコレ!
豆花荘でオススメしたいメニューその①「粉粿豆花」
まずは店名にも付いている豆花からいってみましょう!筆者が豆花荘に行くたびに食べているのが、画像の「粉粿豆花(フェングオドウファ)45元」。
ところで「粉粿(フェングオ)」って何?という方もいらっしゃると思いますので簡単に説明すると、
サツマイモ粉やタピオカ粉を使い、クチナシで色をつけた弾力性のあるデザートが粉粿。日本にある「葛切り」に近いと思います(豆花荘のメニューにも日本語でくず切りと書いていたような)。
食感は、わらび餅やグミのようにプルプルした食感で、台湾でよく使われる「QQ」という表現がぴったり当てはまる食べ物です。
もうひとつ注目したいのが、豆花のお碗に入っている黄金色のシロップ。そして豆花を覆うようにかかっている「シャーベット状のシロップ」。豆花荘のシロップは独特の風味で、とても美味しいですよ。
※アイスの豆花は注文する時に氷(シャーベット状のシロップ)を入れるかどうか聞いてくるので、必要な場合は「要冰(ヤオビン)」と言って氷を入れてもらいましょう。
豆花荘で食べたいメニューその②「刨冰(台湾かき氷)」
豆花に続いてご紹介するのが、こちら刨冰と呼ばれる「台湾かき氷」です。
前述の通り、かき氷には4種類のトッピングを乗せる事が出来るんですが、筆者の中でのトッピング筆頭はやっぱり「粉粿」!
プルプルした食感は豆花だけでなく、かき氷にもよく合いますよ。
そしてその次に来るのが「芋園(ユィユエン)」と呼ばれるタロイモ団子。紫色の丸いお団子ですが、こちらも弾力のあるQQ食感で人気の定番トッピングです。
今回はそのほか「蜜芋頭(タロイモに水飴を絡めたようなもの)」に「花豆(金時豆)」をチョイスしました。豆類は花豆の他に紅豆(あずき)、緑豆など、台湾かき氷のトッピングではポピュラーなものが揃っています。
シャリシャリした氷を使った一般的なかき氷、刨冰(バオビン)ですが、豆花荘ではかき氷にも豆花と同じシロップがたっぷりかかっています。台湾のかき氷は黒糖シロップを使用しているお店が多いんですが、豆花荘はかき氷のシロップも特徴的ですね。
おわりに
という事で、台北・寧夏夜市のそばにある台湾スイーツの老舗、「豆花荘」の紹介でした。
豆花とかき氷、ともに台湾では非常にポピュラーなスイーツで、街にはけっこうな数のお店がありますが、豆花荘はシロップがとても秀逸なので、ぜひ試して欲しいお店の一つです。
また、今回紹介したトッピングの「粉粿」もオススメですよ!
※この記事は2022年1月18日に更新されていますが、本文中の店舗・価格等の情報はオリジナルの記事執筆時点でのものとなりますのでご了承ください。
<お店データ>
・店名:豆花荘(dou hua zhuang)
・住所:台北市寧夏路49號
・営業時間:10:00 - 01:00