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台湾・礁渓で動物と遊べる「金車蘭花園」を紹介!料金やアクセスも

台湾の子連れスポット開拓が趣味の管理人です。

今回は宜蘭県の人気温泉地・礁渓温泉街に近い子連れスポット、「金車礁渓蘭花園」を紹介します。

施設名が「蘭花園」だけあって、温室で胡蝶蘭を観賞できる施設なんですが、それ以外に可愛い猫やカピバラ、ミーアキャットとも触れ合える、動物好きにはたまらない観光スポットです。

大人だけでなく、子供も十分に楽しめるので、特に動物好きな方はぜひチェックしてみてください。

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宜蘭県・礁渓の金車礁渓蘭花園とは?

金車礁渓蘭花園入口

宜蘭県・礁渓にある金車礁渓蘭花園は、あのカバランウイスキーやミスター・ブラウンコーヒーを製造している台湾の食品メーカー「金車」のグループ企業、「金車生物科技」という企業が運営している観光施設です。

「金車生物科技」では主に蘭をメインにした花の栽培、そしてエビをメインとした水産物の養殖を事業の軸としていて、今回ご紹介する蘭花園では胡蝶蘭などを見る事ができますが、近くにもう一つ「金車水産養殖研發中心」という、エビの養殖施設も観光客向けに開放されています。

筆者は時間の都合で今回は、「金車水産養殖研發中心」に行く事ができませんでしたが、ちょっとした水族館のような施設だそうなので、次回礁渓に来た時は子供と行ってみたいと思います。

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礁渓温泉街から金車蘭花園へのアクセスはタクシーで

金車礁渓蘭花園は、温泉街のある礁渓中心部からは少し離れた場所にあり、近くにバス停なども見かけなかったので、自家用車以外で行く場合はタクシーの一択になると思います。

ただ、距離はそんなでもないので、台鉄(台湾鉄道)礁渓駅や温泉街からタクシーに乗れば、ものの10分程度で行く事ができます。料金も筆者が行った際は行き、帰りとも135元で割と安かったです。

住所:宜蘭県礁渓郷奇立丹路103-1號

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金車礁渓蘭花園の営業時間、入場料金は?

<金車礁渓蘭花園の営業時間・入場料金>

・営業時間:08:00 - 17:00
・入場料金:200元/人(身長100㎝以下の子供は100元)

現在はコロナ感染拡大防止のため、入口のところで先に實聯制の登録(QRコードスキャンまたは手書きで氏名、携帯番号を用紙に記入)、検温をしてから受付でチケットを買って入場します。

チケット料金は前述の通り1名200元で、身長100㎝以上なら子供も大人も同料金となります。

子供も楽しめる金車礁渓蘭花園の施設・見どころを紹介

子供も楽しめる施設① 猫やミーアキャットと遊べる「想當一隻」

まずは広くてきれいなスペースで、自由に過ごす猫たちを観察したり、おやつをあげたりして触れ合えるプログラム「想當一隻」。

このプログラムは人数限定で、参加するには別途チケット(1名200元・猫の餌付き)が必要です。チケットはこのコーナーの入口後方にあるDIY教室のカウンター(画像)で購入可能。その際、希望者はこちらも数量限定の、ミーアキャット餌付け体験(1名100元)チケットも買う事ができますよ。

また、このプログラムは入れ替え制になっていて、各回の時間は1時間、上の画像の通り午前9時から最終は午後3時まで計6回行われています。写真にもありますが、途中からでも入場は可能ながら、遊べる時間が少なくなってしまうので、できるだけオンタイムで行く事をオススメします。

入場したら、スタッフの方が猫と遊ぶためのおもちゃを貸してくれます。好きなものを選んで、猫とレッツプレイ!

かなり広いスペースでは、猫たちが自由気ままに過ごしています。我々参加者も自由に移動して、お目当ての猫と遊びます。

壁には在籍している猫たちの写真付きプロフィールが。

チケットには猫のおやつ(餌)が1人前含まれているので、スタッフに声をかければ用意してくれます。好きな猫におやつをあげましょう。

そして、広いスペースの真ん中にあるケージにいるのがミーアキャット(中国語:狐獴)。

ミーアキャットは爪がするどく、なかなかアグレッシブなため、トングを使って餌をあげます。スタッフさんからは、事前に「木枠の内側には手を入れないよう」注意がありました。

餌を一つもらうと、すぐに食べてもう一つおねだりをするので、けっこうな速さで餌はなくなりました。

子供も楽しめる施設② カピバラと触れ合う「親親水豚活動」

お次は南米から来たカピバラ(中国語:水豚)との触れ合いコーナー。

このコーナーはさきほどの「想當一隻」と、中間にカフェ・レストランを挟んだ反対側の建物にあり、こちらも参加するためのチケット(1名150元)が必要です(チケットはカフェのレジカウンターで購入できます)。

こちらがカピバラと触れ合えるプログラムの時間表で、触れ合いタイムは各回30分間あります。筆者が訪れた時間は普段なら昼休みの時間でしたが、この日はラッキーな事に「加場時段」という追加の回が12時にあったので、子供と参加してみました。

このコーナーではカピバラへの「餌やり」、「ブラッシング」、「なでる」の3つを体験できます。カピバラの餌は画像にある長い草で、入場したら一束もらえます。

カピバラを驚かせないように、「撮影時のフラッシュ使用禁止」および「話す時は、できるだけ小さい声で」という注意書きがありましたので、きまりを守ってカピバラとの触れ合いを楽しみましょう。

ブラッシング中。飼育員さん曰く、カピバラは気持ちいいと毛が逆立つそうです。なのでこの状態は非常に気持ちいいという事らしいです。

大人は温室で胡蝶蘭や植物観賞を満喫

せっかく蘭花園に来たので、やはり胡蝶蘭を見ないで帰る訳にはいきません。

という事で温室に入ってみたものの、やはり4歳児にはまだ早いのか、「アイスが食べたい」と言うので早々に退散。

アイスのために、ほんの一部しか見られませんでしたが、きれいな蘭のほかにサボテンや熱帯植物のコーナーもありました。

食事のできるショップ兼カフェ、幼児向けキッズコーナー

ショップも兼ねているカフェでは、各種ドリンクのほかカレーなどの軽食も提供していて、価格帯はドリンクが100元中心、チキンのカレーは200元(ドリンク、スープ付き)となっていました。

なかなかいい雰囲気のカフェは、広くて席数も多かったです。

種類が豊富なアイスに

金車生物科技で養殖している冷凍エビも。そのほかカピバラのぬいぐるみなどのグッズもここで買う事ができます。

カフェのあるスペースの傍らには、幼児向けのキッズコーナーもありました。

ちなみに肝心のトイレですが、エントランスを入ってすぐの場所にあります。親子トイレは見当たりませんでしたが、全体的にきれいに保たれていました。

おわりに

という事で、宜蘭県・礁渓の子連れ観光スポット、「金車礁渓蘭花園」をご紹介しました。

「蘭花園」と聞くと何となく、「大人向けの観光施設で、子供にはあまり向かないんじゃ?」と思いがちですが、ここは猫やミーアキャット、カピバラなどの可愛い動物と触れ合えるプログラムが充実。

大人だけでなく、子供も十分に楽しめますよ。特に動物が好きな方にはオススメです!

礁渓温泉からタクシーで10分ほどで行けますので、温泉以外に付近で遊べる場所をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

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