観光・レジャー

台湾・礁渓の子連れスポット、潭酵天地観光工場を紹介!

礁渓・潭酵天地館内俯瞰

台湾の子連れスポット開拓が趣味の管理人です。

2021年12月末、休みを取って家族と宜蘭県の礁渓(ジャオシー)温泉に1泊2日で行って来たんですが、その時に立ち寄った「潭酵天地」という観光工場が子連れにピッタリだったので紹介します。

礁渓温泉街からは少し離れていますが、3階から滑り降りるジャンボなすべり台など、子供向けのアトラクションも完備。

しかも室内なので、天候を気にせず楽しめるんです。興味のある方はぜひチェックしてみてください!

スポンサーリンク

宜蘭県・礁渓の潭酵天地観光工場とは?

宜蘭県の礁渓にある観光工場、潭酵天地。「観光工場って、いったい何を作っている工場なの?」という方が、きっと沢山いると思いますので先に説明すると、

実は潭酵天地は各種の「お酢」を中心に食品、化粧品などを製造しているメーカー、「龍潭食品」の工場施設なんです。

「観光工場」と名乗っているだけあって、この潭酵天地では「お酢」の製造に関する展示や製造工程の見学はもちろん、ショップにカフェ、さらに後ほどご紹介する子供向けの遊び場なども完備され、宜蘭・礁渓エリアの子連れスポットとしても知られています。

スポンサーリンク

礁渓温泉街から潭酵天地へのアクセスはタクシーがオススメ

潭酵天地があるのは台湾北東部、宜蘭県の礁渓エリア。ただ、温泉街のある台湾鉄道(台鉄)礁渓駅からは離れていて、最寄り駅は四城駅になりますが、ローカル駅で特急・急行が停車しないので、電車の場合は礁渓駅からタクシー利用がおすすめです。

筆者も礁渓駅そばのホテルからタクシーで向かいましたが、料金は片道235元~250元程度、乗車時間は約15分でした。

また、無料駐車場が完備されているので、車でも利用しやすいですよ。

宜蘭市からバスを利用して行く場合

ちなみに以下は潭酵天地のサイトにある宜蘭バスターミナル(宜蘭轉運站)からの行き方です。

・平日 → 國光客運1783番(宜蘭ー龍潭)に乗車し、「台化」バス停で下車後、徒歩約2分
・休日 → 宜蘭観光工場バス(緑15)に乗車し、「龍潭湖」バス停で下車後、徒歩約2分

住所:宜蘭県礁渓郷龍潭村漳福路25号

潭酵天地観光工場の営業時間・入場料金

礁渓・潭酵天地エントランス

<潭酵天地観光工場・営業時間>
・毎日 8:30 - 17:30(旧暦の大晦日を除く)
<潭酵天地観光工場・入場料金>
・無料

子供も楽しめる潭酵天地の施設・見どころを紹介

3階から滑り降りるジャンボすべり台、愛心溜滑梯

やはり最初に紹介したいのはこちら、潭酵天地の目玉アトラクション「愛心溜滑梯」です。ごらんの通り3階から1階に滑り降りるジャンボなすべり台で、この観光工場が宜蘭県有数の子連れ&写真スポットとして知られる、大きな要素になっていると思います。

ただ、この滑り台で遊ぶには「館内で商品をした際のレシートを寄付する」等の決まりがあったので、以下に使用についての注意事項を記しておきます。

・館内で商品を購入した際のレシートを寄付(金額不問:一本30元の酢でもOK)
年齢8歳以上、且つ身長130㎝以上に限り利用可能
・滑りやすいように、できるだけ乾いた衣服を着用

ここで注意したいのは、「年齢」と「身長」の制限があるという事です。確かに3階からだと高さもかなりなものなので、安全のために決まりを守って利用しましょう。我が子は行った時点で3歳、身長も101㎝だったので、残念ながら遊べませんでした。

でも、小さい子が遊べるすべり台もあるので、心配いりませんよ!

2階から滑り降りる、スケルトンな螺旋すべり台

前述の3階から滑り降りる「愛心溜滑梯」ほどではないものの、こちらもナカナカ高さのある2階から一気に滑り降りるすべり台です。

このすべり台には、特に利用制限はありませんでしたので、小さいお子さんも遊ぶ事ができます。我が子はかなり気に入ったらしく、何度も何度も滑り降りてきては、また2階まで元気よく上って行ってました。

すべり台以外の遊具、アトラクション

そして、2階に移動して見つけたのがこちらの「醋醋小火車」という名が付いた、コイン投入式の機関車。

料金は1回30元。可愛らしい汽車ポッポに乗って、このコースを1周します。1周なので、あっという間に30元が消えてしまいますが、たまの旅行で子供が喜んでいたのでオッケーとしましょう。

1階にはコイン投入式のお馬さん、ミニメリーゴーラウンドなどもありました。

珍しいお酢も買える潭酵天地観光工場のショップ

2階にある潭酵天地のショップで、きれいなディスプレイで目を引くのがこちらの商品。一見、お酒のようにも見えますが、みなさん何だと思いますか?

酢の工場なので見当はついていたかと思いますが、その通り「お酢」なんです。

このきれいな瓶に入っているのは「水果醋」というフルーツのお酢でリンゴ、梅、パイナップルにパッションフルーツなどのお酢が売られています。

フルーツ酢は試飲も可能、店員さんによると日替わりで毎日2種類のフルーツ酢が試飲用に準備されているそうです。

筆者が訪れた日は、梅とパープルベリーのお酢を試飲させてもらいました。どちらも美味しかったです。

ショップではお酢以外に写真のドライフルーツや各種調味料、食品、化粧品なども取り扱っていました。お酢をはじめとした商品は潭酵天地公式サイトでも買えるようなので、興味のある方はチェックしてみてください。

潭酵天地のメインテーマ、お酢製造に関する展示と工場見学

2階にはショップのほかに、潭酵天地観光工場のメインテーマである「お酢」の製造に関する展示、そして実際にお酢の製造工程を見る事もできるんです。

見学する場合は階段またはエレベーターで2階に上がってすぐ、画像の入口から進んでいくと見学できるようです。筆者もお酢の製造工程を見たかったんですが、子供が遊具から離れず、まったく行きたがらなかったので泣く泣く断念しました(次回は必ず見学したいと思います)。

トイレ・その他施設

2階にきれいなトイレがあります。男女別トイレのほかに、写真の多目的トイレもありましたので、親子で使用する事もできます。

ただ、トイレにオムツの交換台はなかったので、オムツ交換をするなら2階の階段脇にある授乳室(哺乳室)利用がいいと思います。

そのほか、潭酵天地観光工場にはショップで購入したフード、ドリンクの飲食もできる無料の休憩スペース、カフェ、さらにコイン投入式のマッサージ機が並んだコーナーなどもありました。いずれも室内なので、天候を気にせずにいろいろ楽しめるのも、潭酵天地の魅力ですね。

おわりに

という事で、宜蘭県・礁渓エリアにある「お酢」の製造工場、潭酵天地観光工場のご紹介でした。

観光工場というだけあって、工場見学だけでなく子供向けの遊具やショップ、カフェ、無料の休憩スペースなども併設され、大人も子供も楽しめる施設でした。

特に2台ある大型すべり台は、それぞれ2階、3階の高さから滑り降りるというスケールで、訪れる子供を夢中にさせるだけでなく、宜蘭・礁渓エリアで話題の写真スポットにもなっています。

子連れで宜蘭・礁渓方面に行く予定の方は、ぜひチェックしてみてください!

-観光・レジャー
-, ,