台湾の子連れスポット開拓が趣味の当ブログ管理人です。
台北から日帰りできる観光地として人気の宜蘭エリア。
宜蘭市をはじめ、温泉が有名な礁渓、グルメで知られる羅東夜市など見どころ豊富ですが、今回は羅東に近い宜蘭県・冬山郷の子連れスポット、宜農牧場をご紹介します。
ヤギや子ブタなど可愛い動物への餌やりが体験できる牧場は、小さな子供たちが動物と身近に触れ合える自然スポット。
筆者も子供を連れて行って来たので、その時の模様と共に宜農牧場がどんなところなのかをシェアしたいと思います。
この記事はこんな方にオススメです!
・宜蘭周辺の子連れ観光スポットをお探しの方
・小さい子に動物との触れ合い体験をさせてみたいと思っている方
・台北から日帰りで宜蘭観光を検討している方
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宜蘭県の観光牧場・宜農牧場の入場料金は?
宜農牧場は宜蘭県の冬山郷にある観光牧場で、ヤギをはじめブタ、ウサギ、モルモットに鳥などの動物がたくさん飼育されています。牧場内では、それらの動物を見るだけでなく餌やりも体験出来るので、小さな子供が動物と触れ合うのにぴったり。
さらに新鮮なヤギのミルクや、ヤギミルクで作られたヨーグルトなどの乳製品も味わえるほか、すべり台やブランコなど、子供用の遊具も揃って様々な楽しみ方が出来るスポットです。
宜農牧場へのアクセスは羅東からバスかタクシーで
宜農牧場の場所は、宜蘭県の冬山郷にあります。台北から鉄道や高速バスで行く場合は、羅東駅または羅東バスターミナル(羅東轉運站)で下車して、そこからバスかタクシー利用になります。
ちなみに台鉄の羅東駅と羅東バスターミナルは、お互い目の前にあるのですぐに探せますよ。タクシーの場合、料金は200元程度です(シミュレーターでの計算によります)。
ここでは筆者が実際に乗った、羅東バスターミナル発の緑17番バスでの行き方を説明します。ただし、このバスは休日のみ運行で、本数も限られていますのでご注意ください。
こちらが羅東バスターミナルから宜農牧場に行ける緑17番バスの時刻表
羅東バスターミナル、ここから緑17番バスが発車します。
バスはマイクロバスのような小型バス。台北と同じく乗車時、降車時それぞれ悠遊カードのタッチが必要です(料金は大人片道15元)。羅東バスターミナルから乗車した場合、二つ目のバス停が宜農牧場です。
羅東バスターミナルからの場合、バスを降りたところの道路を挟んだ向かい側に、宜農牧場の入口があります。マスコットのヤギがあるので、すぐにわかると思いますよ。
宜農牧場の営業時間・入園料金
宜農牧場の営業時間
・10:00 - 17:30
宜農牧場の入園料は一般50元、3歳未満(画像では3歳以下ですが、公式サイトでは”未満”となっています)の幼児は無料となっています。→2023年4月現在、入場料は150元(餌つき)となっている模様です。
本来は画像のミルク缶に自分で料金を入れて入場するようですが、筆者が訪れた時はここに係の人がいて、その人に入場料を渡して入場しました(100元札で支払い、おつりも必要だったのでヨカッタ)。
ちなみに今回、子供の分だけ事前にネットで購入した入場チケット+動物の餌のセット券だったので、その分を先に場内の引き換え所でゲットしました。
セットには子ブタに飲ませるミルク1本のほか、ウサギやモルモットにあげるニンジン1串、鳥や魚にあげる餌(右)、可愛い子ブタのメモ帳(左)が入っているほか、ヤギにあげる草が1束付いていてお得でした。
オンライン旅行プラットフォームのKlookでは、入場チケットに動物の餌がついたパッケージが販売されています。
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宜農牧場の動物たちや餌やり風景、場内施設を紹介
まずは可愛い子ブタのコーナー。”僕たちはミルクを飲むよ(我喝奶)”と書いてあります。
ミルクの瓶を向けると素早く子ブタが寄って来て、勢いよくミルクを飲みます。
お次はモルモット、この子たちはニンジンが大好物だそう。
ウサギに
こちらは鳥のコーナー。この「漏斗」のようなところに餌を入れると、お腹の空いた子は寄って来ます。
ここからメインイベント、草の束を持ってヤギ舎へゴー!
スロープから2階に上がると、そこにはヤギがたくさん。この日はかなり人がいましたが、ヤギ舎はこの通り広いので、密を避けて餌やりが出来ました。
ヤギの草を引っ張る力は強力なので、注意しながら食べさせましょう。
こちらは2021年2月に生まれた子ヤギのコーナーで、餌は草とミルク、どちらもOKと書いてありました。
ここまで、宜農牧場で見られる動物と餌やりをご紹介してきましたが、「餌やりは少し怖いかも」という方は、可愛い動物たちを見るだけでも楽しめると思います。
宜農牧場内の施設・風景、カフェや子供向けの遊具も
のどかな雰囲気の敷地内には大きな池もあり、池の周囲をのんびり散歩する事も出来ます。
疲れたら、このように休憩できるベンチも。ただし、数があまり多くないので、日差しの強い日などは争奪戦になる可能性がありそうです。
牧場内にはすべり台やブランコ、コイン式の乗り物など子供用の遊具もありましたよ。でも、筆者一家が訪れた日は、日差しが強烈だったので、遊んでいる子は少なかったです。
また、木々に囲まれているため蚊も多いらしく、「蚊に注意」といった旨が遊具に書かれていたので、虫よけ対策をしっかりされる事をおすすめします。
そして、こちらは入口のそばにあるカフェ(売店)。店内のショーケースには、牧場自慢の一品、各種フレーバーのヤギミルク(羊奶)や、ヤギミルクで作ったヨーグルトなども買う事ができます。
ヤギミルクはオリジナル(原味)、蜂蜜、イチゴ(草莓)、チョコレート(巧克力)各味60元、ここには書いていませんが、当日は黒糖ミルクも売っていました。
店内には座席スペースもあるので、日差しを避けてお店の中で飲食する事も出来ますよ。あと、このお店は手荷物預かりもしていて、筆者が携帯していたスーツケースは、このお店で無料で預かってもらえました。
せっかくなので、筆者もヤギミルクのヨーグルト(60元)を一つ購入!
ヤギのミルクは若干クセがあると言われたりもしますが、北海道出身でジンギスカンに慣れている筆者は大して気にならず、なかなか濃厚で美味しかったです。ヨーグルト好きな我が子も喜んで食べていました。
おわりに
という事で、今回は宜蘭県・冬山郷にある観光牧場、宜農牧場をご紹介しました。
牧場の看板動物になっているヤギをはじめ、子ブタやウサギなど、可愛い動物との触れ合いが楽しめる牧場は、台北から日帰りも可能な自然スポット。
動物好きなお子さんにオススメな観光スポットなので、興味のある方は是非チェックしてみてください!
※この記事は2021年6月公開の記事に加筆、修正を加えたものです。文章内の情報は最新のものと異なる場合がありますので、最新の情報は下記の宜農牧場公式サイトでご確認ください。
施設名 | 宜農牧場(E-Long Goat Farm) |
住所 | 宜蘭県冬山郷長春路239巷17号 |
電話 | 03-956-7224 |
営業時間 | 09:30 – 17:30 |
ウェブサイト | 宜農牧場(中国語) |