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こんにちは、台湾シンプルライフマガジン管理人のモトです。今回は台北の圓山駅から羅東夜市で有名な観光地、宜蘭県の羅東行き高速バス・国光客運(國光客運)バスの乗り方をご紹介します。
ひとくちに台北から羅東への高速バスと言っても、台北駅発の葛瑪蘭バス、市政府駅発の首都客運バスなど各社ありますが、圓山発は淡水に住んでいる筆者を含め、特にMRT淡水信義線沿線の士林、北投方面にお住まいの方には便利だと思います。
また、鉄道より料金が安いのもポイントですね。それでは、台湾のコロナ警戒レベルが上がる直前、5月上旬に乗車した際のレポート行ってみましょう!
この記事は、こんな方にオススメです!
・高速バスで台北から宜蘭・羅東方面への旅行を考えている方
・特急電車よりも手頃な料金で移動したい方
・圓山、士林、北投エリアから宜蘭・羅東方面に行こうと思っている方
・國光客運バス・圓山バスターミナルの利用方法を知りたい方
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国光客運 圓山バスターミナルの場所・行き方
圓山駅の国光客運バスターミナル(圓山轉運站)は、2番出口そばの玉門街にあります。
ただ、2番出口を出た目の前にある、写真のバス乗り場ではないのでご注意を。ちなみに写真のバス乗り場からは基隆方面、三井アウトレットがある林口方面行きのバス等が出ています。
国光客運に乗る場合は、2番出口を出て右方向に進み、横断歩道を渡って右奥の玉門街という通りに進みましょう。このように圓山バスターミナル(圓山轉運站)の表示があるので、きっと迷う事はないと思います。
玉門街に入ると、すぐに見えてくるこちらのバス乗り場が、国光客運の圓山バスターミナルです。
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乗車券の買い方・羅東までの料金
通りの中ほどにあるのが、こちらの乗車券売り場。窓口で行き先と枚数を告げて買います。購入時に直近の羅東行きの時刻を尋ねたら、次の便は9時20分との事(時刻表には9時20分発は載っていなかった気がするんですが、この日は確かに9時20分発でした)。
ちなみに子供は6歳未満で座席を使用しない(親のひざに座らせる)場合、乗車券は不要です。支払方法については、現金・クレジットカードどちらにも対応していました。
こちらがゲットした羅東行きの乗車券、羅東行きのバスは1879番の路線になります。料金は圓山バスターミナルから羅東まで大人(全票)片道1枚140元、子供(半票)片道1枚74元でした。
台湾鉄道の特急だと、台北から羅東まで大人片道238元、子供は119元なので、列車より安く行けるのも魅力ですね。
筆者の子供は3歳なので、本来は乗車券がなくても乗車出来るのですが、窮屈で飽きてしまうのを危惧して、念のため座席を使える半票をゲットしました。
あと、乗車券を買う際に忘れてはいけないのが、窓口に置いてある、こちらの整理券です。2つ上の写真で窓口の上方に、
「發車前五分鐘開始叫號上車(発車5分前に整理番号順に並んで乗車)」
と書いてあるように、羅東、宜蘭、礁渓方面に行くバスは整理番号順の乗車になるので、必ず自分が乗る路線の整理券を人数分取りましょう。
整理券を取ったら、羅東行きのバス乗り場で番号が呼ばれるのを待ちます。
筆者が乗車した5月下旬のコロナ警戒レベルが上がる前は、羅東行きのバスはピーク時で約30分に一本、それ以外でも1~2時間に一本ぐらいと思ったよりも本数がありましたが、現在はコロナ措置で発車時刻の調整が行われている場合がありますので、最新の情報はこちらの国光客運ウェブサイト(中国語)でチェックしてみてください。
もう一点、圓山から宜蘭方面行きバス(1877、1878、1879番)に乗る際の注意事項があります。それは、各便の圓山から乗車出来る人数が車両により、12~14人までとなっている点です。これは途中駅から乗車する人のために、ある程度の席を確保するためだそうです。
この人数を超過した場合は次の便になってしまうので、出来るだけ早めに整理券をゲットする事をおすすめします。
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乗車の流れ
羅東行きバスが発車するプラットフォーム(月台)3番で待っていると、
発車5分ほど前にバスがやって来ました。
バス会社の人が整理番号を読み上げて行くので、聞き逃さないように近くで待っていると、3番目ぐらいに呼ばれました。番号を呼ばれたらバス会社の人に整理券と乗車券を見せて、検温をしてから乗車となります。スーツケースなどを預ける場合は、この時にバスの下にあるスペースに入れましょう。
羅東行きバス車内設備と道中の様子
それでは、乗車してみます!
車内はこんな感じで、シート配列は台湾でスタンダードな1+2列。
後方からの眺め。パッと見たところ、この日に圓山から乗車したのは、我々一家を含めて10人程度でした。
各シートにはタッチパネル式のモニター付き
エアコンは頭上にあるので、自分で調整できます。途中の停留場で降りる場合に押すブザー(下車鈴)もここにあります。
アームレストの下方には、USBの充電ポートもありました。
そして、バス旅行で気になるトイレも、このバスには付いていました。トイレは車内の中ほどまで進み、
この階段を下に降りるとトイレがあります。とは言っても、羅東までは1時間ちょっとなので、この路線でお世話になる機会は少ないかもしれませんね。
そうこうしているうちに、バスは定刻で発車。途中、南港駅や南港展覧会駅でお客さんを乗せつつ、
雪山トンネル、のどかな宜蘭県を走り
10時半に目的地・羅東バスターミナルに到着しました。
おわりに
という事で、今回は台北の圓山バスターミナル(圓山轉運站)からの、国光客運バス羅東行きバス乗車方法をご紹介しました。台北から羅東へ行く高速バスは、運行会社・本数ともに多くありますが、MRT淡水信義線(レッドライン)沿線の圓山や士林、北投周辺にお住まいの方には、圓山バスターミナル利用は便利だと思います。
また、高速バスだと鉄道よりも運賃が安上がりなので、「出来るだけ安く旅したい」という方も、ぜひチェックしてみてくださいね。