台北市内から桃園空港への移動は「定額料金のタクシー」が便利で安心！
この記事では台湾の大手タクシー会社「台湾大車隊」の空港送迎タクシー予約方法、そして実際に利用してみた感想をシェアします。
台北市内と空港間のアクセスにはMRT、バスといった選択肢もありますが、宿泊先から駅・バス乗り場まで距離がある場合や、荷物が多い場合などはタクシーで直接、空港まで行った方が時間と労力を節約できます。
「台湾大車隊」のタクシーは台北から桃園空港まで、小型車なら定額料金なのに加え、アプリで簡単に予約ができて便利ですよ。
スポンサーリンク
台北から桃園空港へのタクシー定額料金・参考
台北市内から桃園空港まで、台湾大車隊の空港送迎サービス（機場接送）を利用した場合、
小型車（一般のタクシー車両）の料金は定額制で、乗車地点によりますが概ね片道1,000元から1,100元（日本円で4300～4800円程度）が目安です。
また、タクシーは24時間予約することが可能です。
ただし、山間部や深夜・早朝の出発等は追加料金がかかる場合がありますので、予約時にご確認ください。
そのほか、小型車以外のミニバンなど特別な車両は定額料金ではなく、通常のタクシーと同じメーター計算になります。
ちなみに以下は、台北および郊外の主な乗車地点から桃園空港（ターミナルは1、2を問わず）まで、小型車を予約した場合の定額料金の参考です。
- 台北駅（台北市中正区）から桃園空港・・・1,000元
- 台北101（台北市信義区）から桃園空港・・・1000元
- 南港駅（台北市南港区）から桃園空港・・・1,100元
- 淡水駅（新北市淡水区）から桃園空港・・・1,100元
- 新店駅（新北市新店区）から桃園空港・・・1,100元
スポンサーリンク
台北から桃園空港への定額タクシー予約方法
出典：台湾大車隊ウェブサイト
台湾大車隊の空港送迎（機場接送）タクシーの予約方法は
- 電話（55688）
- 台湾大車隊ウェブサイト
- 台湾大車隊 55688 アプリ
上記の3通りがありますが、電話と公式ウェブサイトの予約フォームは、中国語のハードルが高めなので、アプリからの予約が比較的簡単にできておすすめです。
※ただし、アプリの場合は台北発空港行きのみ予約可能で、空港発のタクシーは予約できませんのでご注意ください。
アプリを使った空港送迎タクシー予約の流れ
ここからは台湾大車隊55688アプリでの空港送迎タクシー予約の流れを解説します。中国語ですが、簡単ですのでご心配なく！
※予約するにはあらかじめアプリをスマホにダウンロードする必要があります。
▶ 台湾大車隊 55688 アプリを App Store / Google Play で見てみる↓↓↓
▶ ステップ1. 台湾大車隊55688のアプリを開き、乗車場所（上車地點）を入力したら、真ん中より少し下のメニューをスライドさせ、空港送迎（機場接送）を選択。
空港送迎を選択したら、下方の空港を選ぶ（選擇欲前往機場）の黄色いボタンをタップします。
※乗車場所はスマホの位置情報をオンにしていれば、その時にいる現在地の住所が表示されます。
▶ ステップ2. 続いて、行きたい空港を選択。ここでは桃園空港に行くので、桃園機場を選択します。
※ターミナルは表示されません。乗車時にドライバーさんから第1もしくは第2ターミナルか聞かれます。
▶ ステップ3. 行き先の空港を選んだら、出発日時を指定して下方の「確認」ボタンをタップ。
※出発日時は現在の時刻から明日（明天）、明後日（後天）、3日後（大後天）まで5分刻みで指定が可能です。
▶ ステップ4. 出発日時の次は、乗車人数（乗客数量）とスーツケースの数（行李件數）を入力して、下方の「確認」をタップ。
※小型車はトヨタのカムリなど一般的なセダンタイプが多いため、乗車人数にもよりますがスーツケースはせいぜい2個、大きいものだと1個しかトランクに積めないかもしれないのでご注意を。
▶ ステップ5. 乗車人数、スーツケース数を入力したら、左図の車両画像あたりをタップすると右図の車両選択画面に移動するので、予約したい車両を選択。
定額料金の小型タクシーは一番上の「小黄計程車」になり、料金も定額を意味する「固定車資」1,100元と出てますね（料金は乗車場所により異なります）。
▶ ステップ6. 車両選択後、空気清浄機付き車両などのサービスについてリクエストがあれば「備註需求」をタップすると表示されるサービス一覧から選択できます。
右図のサービス一覧には目ぼしいもので、トーク不要（不聊天）、音楽なし（不音楽）、携帯充電可（手機充電）、空気清浄機付き（空気清浄）、大型スーツケース（大件行李）などがあり、希望のサービスを選択できます（複数可）。
そのほか、乗車住所の補足（セブンの前など）リクエストがあれば、下方に「其他需求備註」という記入欄があります。
▶ 支払い方法について・・・ステップ6の左図で「備註需求」の左にある「現金」のところをタップすれば、支払方法の選択画面が出現し、希望の支払方法を選択できます。
※特に指定していなければ、現金になっています。
▶ 日時、人数などすべて入力したら、最後に「確認予約X月X日 XX：XX」表示されている黄色のボタンの日時を確認してタップ。
▶ 指定日時、内容に合う車両・ドライバーがあれば、「みつかりました（恭喜！已為您找到1位司機）」のメッセージが出て予約完了です。
このとき乗車、降車住所のほか、車のナンバー（車牌）、車種（車款）、ドライバー名（司機）などの情報も届きますので、当日乗車時に「予約したタクシーに間違いないか」確認しましょう。
▶ 台湾大車隊55688アプリの詳しい使い方に関する記事を見てみる
台北から桃園空港・定額料金タクシー乗車レポート
ここからは筆者が2022年12月3日の朝、台北郊外の淡水から桃園空港まで予約したタクシーの乗車レポートをシェアします。
予約した出発時間は朝7時45分で、予約人数は大人2人と4歳の子供が1名。荷物は大きいスーツケースが1個。
当日の7時40分ごろ外に出ると、タクシーはもう家の前に到着していました。
これまで何回か利用していますが、台湾大車隊のタクシーは毎回、予約時間の5～10分ぐらい前には来ている印象です。
▶ 乗車前にタクシーの番号を確認して乗車。このタクシーの番号はTDS-2730で、これはナンバープレートの番号です。
ドライバーさんがスーツケースをトランクに入れてくれようとしましたが、年配の方だったので自分で入れて、7時44分に出発。
▶ タクシーは高速道路に入り、空港に向かってひた走ります。
予約する際、備考欄に「たばこのニオイがしない車」、「檳榔（びんろう）を咬む習慣がないドライバー」を指定していたので、車内はニオイもなく快適。
▶ 高速は特に渋滞などもなく、タクシーは約1時間後の8時42分に桃園空港第1ターミナルに到着。
予約時に支払方法を「現金」で選択していたので、ドライバーさんに1,100元を渡して降車。
降車後、ドライバーさんがトランクから荷物を下ろしてくれて、タクシーの旅は終了です。
台北から桃園空港、定額料金のタクシーを利用した感想
以上、台北から桃園空港まで、定額料金のタクシーを利用した訳ですが、ここで筆者が感じたメリット、デメリットといった感想をシェアしたいと思います。
やはりメリットとしては、
定額料金なので、通常のメーター計算と違い、「最終的にタクシー代がいくらになるか分からない」という不安がないのが一番。
あと、アプリでの予約なら電話と違って、予約時間や人数、リクエストなどの記録が文字で残るのも安心感があります。
逆にデメリットとしては、
電話予約は分かりませんが、うちの場合は子供がいるので、「アプリで定額料金の小型タクシーを予約する際、チャイルドシート装着車の指定・確約ができない」
といったところになります。
ただ、我が家の場合は4歳で通常の座席でも座れるので、特に不安はありませんでしたが、
赤ちゃん連れでチャイルドシートが必要な場合は、通常のメーター計算になりますが、多元化タクシーの利用、または定額のチャーター送迎を予約されるのをおすすめします。
おわりに
以上、台北から桃園空港行き「定額料金のタクシー」予約ガイドと乗車した感想でした。
台湾の大手「台湾大車隊」のタクシーは台北から桃園空港まで、小型車なら定額料金なのに加え、アプリで簡単に予約ができて便利ですよ。
よかったら、試してみてくださいね！