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台湾のステーキ専門店・孫東寶台式牛排教父【コスパ抜群】

台湾で「牛排(ニュウパイ)」と呼ばれるステーキ。夜市の屋台から高級店まで、選択肢もたくさん。この記事では数ある台湾のステーキ店の中から、安くてコスパ抜群のチェーン店「孫東寶台式牛排教父」というお店を紹介します。格安ステーキ店として有名ですが、夜市の屋台などに比べて店舗がきれいなことに加え、スープやドリンクが飲み放題で満足度の高いお店ですよ。

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台湾のステーキ店「孫東寶台式牛排教父」について

台湾のステーキチェーン孫東寶看板

あらためて、「孫東寶台式牛排教父(以下:孫東寶)」についてかんたんに紹介します。

孫東寶は台湾全土に展開するステーキ専門のチェーン店で、2023年9月時点で台湾国内におよそ120の店舗があります。店名になっている孫東寶は創業者の名前で、1976年に孫さんが台北市内でステーキの屋台を出したのが始まり。

お店のモットーは画像にある「100%原肉主義」。これは消費者の健康のために「成形肉をいっさい使用しない」という意味。夜市の屋台など、お店によっては肉の品質が不安なところもありますが、孫東寶の肉は安心して食べられます。

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台湾のステーキ専門店・孫東寶台式牛排のメニュー

台湾のステーキチェーン孫東寶:ステーキメニュー

孫東寶のステーキメニュー

商品名 日本語訳 価格
紐約教父牛排(8オンス) サーロイン 330元
板腱牛排(7オンス) 肩ロース 270元
超大塊牛排(12オンス) 肩ロース(チャックテール) 320元
沙朗牛排(8オンス) サーロイン(リブアイ) 310元
丁骨牛排(9オンス) Tボーン 320元
肋眼牛排(11オンス) サーロイン(リブアイ) 400元
帯骨小牛排(8オンス) 骨付きリブ(小×2) 310元
主厨牛排(4オンス) 肩ロース 190元
主厨牛排+白蝦3隻 肩ロース+白蝦3尾 290元

※1オンス=およそ28グラム

こちらが台湾のステーキチェーン・孫東寶のステーキメニュー(2023年9月3日時点)。ステーキなどのグリルには付け合わせとして麺、ミックスベジタブル、目玉焼きがセットになっています。そのほか、ステーキを注文するとパン1個、ドリンクバー、コーンスープ飲み放題も含まれ、とってもお得です。

以前は格安ステーキ専門店として「150元(約685円)でステーキが食べられる」と打ち出し、最安のステーキを150元という値段で提供していた孫東寶。ここ数年は台湾でも物価上昇が続いている影響で2022、23年と2回値上げを実施しており、現在ビーフステーキの最安は190元(約870円)になっています。

孫東寶サイドメニュー

そして、こちらはステーキ以外のグリルとサイドメニュー。孫東寶はお肉以外にサーモン(鮭魚)、オヒョウ(大比目魚)、サバ(鯖魚)、イカ(魷魚)といったお魚のグリルも提供しています。

ステーキなどのグリルに含まれているドリンクバーはお茶とジュースだったり、コーラ製品だったり店舗により異なります。また、一部の店舗ではドリンクバーに加え、アイスクリームの食べ放題も提供しています。

孫東寶の人気メニュー・超大塊牛排(特大ステーキ)

孫東寶の看板メニュー・特大ステーキ

孫東寶の人気メニューはやっぱり12オンスの「超大塊牛排(特大ステーキ)」320元(約1460元)。この特大ステーキも以前は14オンスで値段は280元(約1283円)でしたが、近年の物価上昇の影響を受け値上げ&若干のサイズダウンが行われています。それでも320元でこれだけ大きいステーキなら、引き続き安いと言えますね。

大きなステーキ肉の下には、うどんのような麺と目玉焼きが隠れています。鉄板を覆いつくす大きなステーキは食べ応え満点。

注文・支払い方法

孫東寶・注文用紙

台湾のステーキ専門チェーン・孫東寶は代金先払い方式。注文方法はかんたんで、画像のメニュー兼オーダー用紙に必要数を記入するだけ。入店して席に着いたら、オーダー用紙に席番号と注文を記入して、入口付近のカウンターで精算しましょう。

ステーキなどのグリルを注文する際は、焼き加減(熟度)、ソースを選んで記入する欄がありますので、希望の欄に注文数を記入します。

焼き加減は5分(レア)、7分(ミディアムレア)、9分(ウェルダン)の3種類。ソースはマッシュルーム(蘑菇醬)、マッシュルーム&ブラックペッパーのダブル(雙醬)、または不醬(ソースなし)が選択可能。ソースなしの場合でも、店内にあるセルフのカウンターに各種ステーキソースや塩コショウがあり、自由に使えます。

注意:ステーキが出てきたら、紙ナプキンを用意しよう!

孫東寶で注意したいのが、ステーキがテーブルに運ばれてくるタイミング。ステーキはアツアツの鉄板に乗せられていて、油がパチパチ跳ねるため、フタをされた状態でテーブルに運ばれてきます。フタは店員さんが取ってくれますので、そのタイミングでテーブルにある白い紙ナプキンを目の前に広げて持ち、自分に油が飛んでくるのを防ぐ必要があります。

食事を始めた後も、しばらくは鉄板が熱いので火傷にご注意ください。

台湾のステーキ専門店・孫東寶台式牛排の店内

孫東寶の食事スペース

台湾のステーキ専門店・孫東寶の店内。店舗の大小により異なりますが、チェーン店のため基本的なインテリアはどのお店も一緒で、赤と黒が基調のデザインになっています。

小さい子供連れの場合は、ベビーチェアを用意しているお店が多いので、あればスタッフに頼むと出してくれます。ベビーチェアの中国語は「児童椅(アートンイー)」です。

スープ、ドリンクなどのセルフコーナー

コーンスープはセルフサービスのカウンターにあります。器もカウンター(おもに下方)にありますので、自分で取ってスープを入れます。

コーン、ハム、マッシュルームなどが入ったコーンスープ。

ドリンクバーは前述の通り、お店によって置いているドリンクが異なります。画像はMRT剣潭駅そばの士林承徳店。この店舗は紅茶、オレンジジュースのほか、お水の飲水機が。

MRT北投駅に近い北投中央北店ではコカ・コーラ製品のドリンクバーもありました。

ステーキ用のソースや食器類もおおむねセルフのカウンターにあり、自由に使えます。ただ、ソースをカウンターに出していないお店も時々あり、ない場合は店員さんに出してもらう必要があります。

基本的に用意されているのは番茄醬(ケチャップ)、BB辣醬(チリソース)、梅林醬(ウスターソース)、A1牛排醬(A1ステーキソース)、玫瑰鹽(ピンク岩塩)です。

台湾のステーキ専門店・孫東寶台式牛排:お店の探し方

 

台湾のステーキ専門店・孫東寶。台湾各地の店舗は公式サイトで探すことができます。まず、孫東寶公式サイト上部のメニュー(三本線のアイコン)を選択。すると分店據點(店舗情報)というカテゴリーが表示されますので、そこを選択します。

台湾国内にある孫東寶の店舗が表示されます。台北市、新北市など地域ごとに探す場合は、上部にある地域のところを選択すると、該当地域の店舗が表示されます。

台湾のステーキ専門店・孫東寶台式牛排:まとめ

以上、台湾の安くて満足度が高いステーキ店「孫東寶台式牛排教父」の紹介でした。文中でふれましたように、ここ数年で若干の値上げが実施されていますが、それでも最安190元(約871円)からビーフステーキを味わうことができる孫東寶。

格安ながら夜市の屋台などに比べて店舗がきれいなことに加え、スープやドリンクが飲み放題でコスパも良いお店ですよ。

「台湾でもステーキを食べたい」というお肉好きな方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

お読みいただき、ありがとうございました!

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